ホームベーカリーの購入を検討中のかた、どの機種にするか悩んでいませんか。
また、持っていても使いこなせていないと感じていませんか。
上手に使うと、パン好きにはこんなに便利なものはありません。
朝食に焼き立てパンが食べられるなんて、最高の幸せですね。
基本さえマスターすれば、そこからいろんなバリエーションがひろがりますよ。
ここでは、これまで使ってみた2種類の機種の違いをお伝えします。
また、2台目のお勧めのHBで焼いているうちの定番食パンを紹介します。
HBのメリットとお勧め機種
HBにもいろんな種類がありますね。
うちの今使っているHBは2台目です。
壊れたわけではないのですが、1台目に不満があって買い替えました。
以下に1台目と2台目を比較してみました。
・1台目
はじめて使うのだからまずは一番お手頃な機種にしようと思って、
一番基本的な機能のみのものにしました。
ホームベーカリー SHB-212 全自動 (13種類コース/1斤〜2斤対応) 5,693円
2011年11月8日購入
しばらく使っていたのですが、焼きあがりがいまひとつで、基本の食パンは
ふんわりと膨らまずに重たいパンしかできませんでした。
冬の寒い時期には、ダウンジャケットで外側のケースを保温してみましたが、焼きあがりはかわりませんでした。
息子にも同じものをプレゼントしていたので、焼き上がりについて聞いたところ、生地作りのみにつかっているが
問題はないとのこと。
この機種がすべてそうなのか、この1台がそうなのか、原因をつきとめることはできませんでした。
私の少ない知識と経験から判断して、どうも「こね」が不足しているように思われたのですが、明確な答えは出ませんでした。
1年9ヶ月がまんして使っていたのですが、もっと美味しく焼けるHBがあるはずだと思い、買い替えることに決めました。
・2台目
2台目を購入するときは、インターネットで機能と評価を調べて、当時最も評価が高かった機種のの中から選びました。
パナソニック SD-BMS105-SW 2013年8月21日購入 商品単価:16,000円
この機種で初めて食パンを焼いたときは、その完璧な焼き上がりに感動しました。
それ以来3年4カ月使っていますが、HBが原因で失敗したことは一度もありません。
HBで食パンを焼くようになってよかった点
1.焼きたてのふわふわ食パンが食べられる
2.材料をセットしてタイマーをセットするだけで、好きな時間に焼きあがる
3.いろんなアレンジ食パンが焼ける
4.パン屋さんでパンを買うことが少なくなり、ちょっぴり節約になっている
ちなみに、HBを買って悪かった点は、今のところ何もありません。
パンが大好きで、パン作りが好きな方なら、こんなに有益なものはない と思っているほどです。
それまでは、パンは大好きでしたが、仕事が忙しくてほんのたまにしか自分で焼くことはできませんでした。
HBを買ってからは、食パンはめったに買わずに、週2~4回焼いています。
そんなわけで、うちではHBは炊飯器の次に重宝しています。
パンが好きな方には、HBはほんとにお勧めの電化製品です。
現在は、SD-BMS105 は生産終了になっています。在庫があれば購入は可能のようです。
最新機種はこちら
(うちで使用している SD-BMS105 はメニューが30でしたが、新機種は36に増えています)
パナソニックの商品の紹介ページはこちら
上記商品の価格ドットcomはこちら
お勧め食パンバリエーション
食パンバリエを紹介する前に、家で実践して便利だと思っていることを紹介します。
・バター,マーガリンについて
特に無塩を買わないで有塩を使っています。有塩バターの塩分は100gあたり2g弱、マーガリンは1.2gなので、約0.2g減らしています。
(次のスケールの項参照)
・スケールについて
3㎏ まで測れるデジタルスケールを使っています。
スケールに直接ケースを置いて、じかに材料を測りながら入れています。
特に、水を入れるときは入れすぎないように注意する必要がありますが、ほかの容器を汚さなくて済むのでこの方法で計っています。
(こちらはホームセンターで購入しました。ケースをのせてじかに計るなら、3㎏まで計れるものをお勧めします。価格は2000円くらいだったと思います。)
《塩の計量について》
HBを使い始めた当時は小さじと3㎏のスケールで塩を計っていましたが、どうしても正確に計れず塩味が一定しませんでした。
0.01gまで計れるスケールを購入して使ってみると、思い通りの塩味に焼くことができました。
パンをよく焼かれる方は、是非0.01gまで計れるスケールを購入されることをお勧めします。
こんな風に分量の塩がのるくらいの大きさの紙をたくさん用意しておいて、計るたびに使って捨てています。
・パン切りナイフについて
焼き立てのパンはやわらかくて切りにくいので、専用のナイフを使うことをお勧めします。
このナイフを使うようになってからは、まだ温かいパンもきれいに切れるようになりました。
本当にキレ味がいいので、手を切らないように注意してください。
(私はかなり深く指を切ってしまったことがあるので、念のため)
家で定番の食パンのレシピを紹介します。ブリオッシュ以外、ここで紹介したどの食パンも予約ができます。
砂糖やバターが少ないか入れない配合のパンは焼き色が薄くなります。
焼き色の選択ができる場合は、お好みで焼き色は「濃い目」を選択してください。
1.基本の食パン
ほんのり甘みがあって、トーストにもサンドイッチにもぴったりの万能食パン
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
コース:パン・ド・ミ
2.ハード系食パン
材料 強力粉 225g
薄力粉 25g
塩 4.5g
冷水 190ml
ドライイースト 1.4g
コース:フランスパン
フランスパン生地のハード食パンです。
型から出しにくいので、型を持った手を台にとんとんと打ちつけて出します。
このパンは、基本の食パンより膨らみは少なく、早く固くなってしまいます。
できるだけ焼きたてのうちに食べきるか、固くなったらさっとトーストして食べることをお勧めします。
3.ソフト食パン
材料は基本の食パンとあまり変わらないのですが、コースをソフト食パンを選択すると、
ふわふわに焼きあがります。
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 180㏄
ドライイースト 2.8g
コース:ソフト食パン
4.リッチ食パン
焼きたては何もつけずにそのまま食べてもおいしい、ちょっと甘いバター風味の食パンです。
材料 強力粉 250g
砂糖 20g
塩 3.5g
バターかマーガリン 25g
スキムミルク 15g
水 180ml
ドライイースト 1.4g
コース:パン・ド・ミ
具材を混ぜた食パン
具材を専用のケースに入れ、生地作りの途中で自動で具材を投入します。
材料の表示のところに(後入れ)と表示しています。
今使っているHBは専用のケースが付いていて、「レーズンあり」を選択すると自動で投入してくれます。
この機能はいろんな具材を入れた食パンを焼くために必須の機能です。
下記の食パンを焼こうと思う方は、是非この機能の付いたHBを選びましょう。
1.レーズン食パン
レーズンが甘酸っぱくておいしい。シナモンシュガーをかけてトーストするとさらにおいしい。
*レーズンは、ラム酒を振りかけたものを常備して使っています。
(ラム酒の量はレーズン1カップにつき小さじ2くらい)
空き瓶にレーズンとラム酒を入れ、上下を返して数回振り、全体にラム酒がいきわたるようにします
常備しておくと、パウンドケーキやクッキー等いろんなものに使えて便利です。
材料 強力粉 250g
砂糖 25g
塩 3.5g
バターかマーガリン 25g
スキムミルク 15g
水 180ml
ドライイースト 1.4g
レーズン 60~100g (後入れ)
コース:パン・ド・ミ
レーズンは100gまで入れられます。100g入れると、レーズンを堪能できます。
うちではレーズンパンしか食べない家族がいて、週に2~3回焼くので60gにしています。
60gで、市販のレーズンパンくらいのレーズンの量になります。
レーズンパンは少し膨らみにくいので、イーストを標準より多めに(私は2g)するといいと思います。
2.くるみ食パン
軽くいったくるみをたっぷり入れると、とっても香ばしい
材料 強力粉 250g
砂糖 20~30g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
くるみ 40~60g (後入れ)
くるみは、オーブントースターいい香りがしてくるまで焼いて粗く刻む
コース:パン・ド・ミ
3.くるみレーズン食パン
レーズンの甘酸っぱさとくるみの香ばしさを一度に味わえる贅沢な食パン
材料 強力粉 250g
砂糖 20~30g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
くるみ 40g (後入れ)
レーズン 60g (後入れ)
くるみは、オーブントースターいい香りがしてくるまで焼いて粗く刻む
コース:パン・ド・ミ
作り方は、2のくるみ食パンと同じ
後入れ用ケースにレーズンとくるみを入れます。
4.コーン食パン
お手軽に缶詰のホールコーンと缶汁を使います。甘いコーン缶を使うのが
美味しく焼けるコツ。缶汁の塩分に注意してください。
5.ベーコン食パン
6.フライドオニオン食パン
フライドオニオンの濃厚なうまみがいっぱい。玉ねぎを炒める手間がかからないのでラクチンです。
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
フライドオニオン 20~30g (後入れ)
コース:パン・ド・ミ
7.ベーコンオニオン食パン
玉ねぎとベーコンの組み合わせは最高!マヨネーズをぬってトーストするとお総菜パンに。
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
フライドオニオン 20~30g (後入れ)
ベーコン 60g (後入れ)
ベーコンは生のまま粗みじんに刻んで入れます。炒めるとよりおいしい。
コース:パン・ド・ミ
8.ローズマリーブリオッシュ
息子の一押しの食パン。ブリオッシュは予約はできないのでご注意を。
ローズマリーなしの基本のブリオッシュでももちろんおいしい。
材料 強力粉 170g
薄力粉 30g
砂糖 25g
塩 3.5g
バター 30g
スキムミルク 大さじ1(6g)
卵 1個
水 卵と合わせて140ml
ドライイースト 2.1g
ローズマリー(生) 2枝くらい
ローズマリーの量はお好みで。枝から細い葉を取って、葉だけを始めから入れます。
コース:ブリオッシュ
ブリオッシュは3時間15分で焼きあがります。
予約ができないので、お出かけするときはご注意を。
9.ハーブ食パン
基本の食パンに、ドライハーブを混ぜて焼きます。焼いているうちからいい香り。
お好きなハーブを入れてください。
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
お好きなドライハーブ 合計で大さじ1
ドライハーブは、1種類のハーブを使うなら、量は合計よりも控え目に。
コース:パン・ド・ミ
10.ゴマ食パン
トーストすると香ばしくておいしい。
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
いりゴマ 30g
コース:パン・ド・ミ
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.2g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
ピザ用チーズ 40~60g (後入れ)
具材の混ぜ具合が選択できる場合は、「普通」なら生地全体がチーズ味になります。
「粗混ぜ」なら、ところどころにチーズが残っていて、よりチーズの味が濃厚です。
コース:パン・ド・ミ
12.チーズバジル食パン
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.2g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
ピザ用チーズ 40~60g (後入れ)
ドライバジル 小さじ1
コース:パン・ド・ミ
13.ゴマチーズ食パン
材料 強力粉 250g
砂糖 15g
塩 3.5g
バターかマーガリン 15g
スキムミルク 大さじ1(6g)
水 190ml
ドライイースト 1.4g
いりゴマ 30g
ピザ用チーズ 40~60g (後入れ)
具材の混ぜ具合が選択できる場合は、「粗混ぜ」のほうがおいしい。
コース:パン・ド・ミ
14.バネトーネ風食パン
15.柚子食パン
16.干し柿食パン
17.サツマイモ食パン
以上のように、具材を変えたり組み合わせたりするとバリエーションがどんどん広がります。
あなただけのオリジナル食パンを焼いてくださいね。
まとめ
HBは、パン好きにとっては画期的な発明だと思います。
材料をセットしてコースを選ぶだけで、いくつもの工程を自動でこなし、焼き上げてくれるのですから。
おまけに、タイマー予約を使えば炊飯器でご飯を炊くようにパンが焼けるのです。
これさえあれば、忙しい人でも、毎朝焼きたての食パンが食べられますよ。
パン好きの皆さん、是非ホームベーカリ-でおいしいパンを味わってください。
やることが多すぎていつも忙しい、時間がないと感じている方、このブログ記事を読んでみてください
誰にでも平等に与えられている一日24時間なのに、いつも忙しそうな人とゆったりしている人との違いはなんでしょうか。
そんな疑問に対して一つの大きなヒントを与えてくれる記事です。
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