生活手帳

60歳目前で膝の前十字靱帯を手術 現在リハビリ中の筋トレ日記その1

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あと8カ月で60歳を迎えるという年齢で、膝の前十字靱帯の手術に踏み切りました。

もう若くはないけれど、靭帯を痛めてしまって、手術をするかどうか悩んでいる方の参考になればと思い、日記を公開することにしました。

  

けがをしてから最初に受けた整形外科の診察

一番最初のけがは、39年前の学生時代でした。

当時、勉強よりもバスケ部の活動が楽しくて、弱小チームながら一生懸命練習に励んでいました。

そんなとき、試合中に左膝をねじってしまい、パンパンに腫れて痛くてまともに歩けなくなりました。

近くの整形外科で診てもらいましたが、注射器で血を抜いてくれて、「はい、これで大丈夫」。

けがについては何の説明もありませんでした。

足首の捻挫も経験したことがなく、整形外科に行ったこともなかった私は、これで治るんだと思ってしまいました。

同じけがをした人と話していて、医師からは何の説明もしてもらえなかったということを聞き、きちんとした診断をしてくれない整形外科医が今でもいるということを知りました。

日が経つにつれて痛みは軽くなり、腫れもひいていったのですが、膝関節のグラグラ感は残ったままでした。

友人の紹介で受診した整形外科での診察と治療

このままではいけないと思い、友人が教えてくれた整形外科を受診したところ、半月板が傷んでいるとのことでした。

(この時点では、靭帯の話は出ませんでした)

治療方法は、2か月ほどギプスで左足全体を固定すると傷んだ半月板が自然に治るということでした。

2ヶ月たってギプスを外すと、左足はすっかり細くなっていました。

2か月も足を固定していたので、膝は少し曲がった状態でそれ以上曲がりません。

それからしばらく曲げる練習をして、日常生活には支障はほとんどなくなりました。

それでも、どこか不安定な、必要なねじが何本か抜けてしまっているような感覚はありました。

2回目のけがと半月板除去手術

それから5年が経ち、社会人になっていたある日、地域の運動会に出てほしいとのお話があり、試しにダッシュしてみました。

その途端、左ひざがグキッとなり、最初にけがをした時と同じ状態になってしまいました。

再びギプスをして治療していただいた整形外科に行き、手術をすることになりました。

当時としては最先端の技術だった内視鏡での半月板除去手術を受けました。

でも、この時も、靭帯については何も話はありませんでした。

手術後、「これでテニスでもスキーでもできる」と先生には言っていただいたのですが、やはり膝の不安定感は残っていました。

それでも、痛みは全くなく日常生活には問題なかったので、そのまま普通に生活していました。

一度ひざを痛めてしまったらこんなものなのかなあと思っていました。

1回目の手術後の経過

その間、少し膝を気にしながらも10KMのマラソンを完走したり、スイミングでマスターズの試合に出たりしていました。

そのうちに、ある動作をすると左膝のあたりがぽきっと音がして、関節がずれるような症状が出てきました。

このままだと、年をとってから歩けなくなるのではないか という不安が大きくなりました。

スポーツ選手専門の整形外科で診察を受けた結果

そこで、スポーツ選手専門の整形外科で診察してもらって、初めて前十字靭帯が切れていることがわかりました。

けがをしてから30年余り経過していました。

多くの前十字靱帯損傷の患者さんを診ておられる先生は、足を持って曲げたり伸ばしたりするだけで「前十字靭帯が切れてるなあ」と診断されました。

先生は、以下の2つの選択肢があるとおっしゃいました。

 1.日常生活に支障がないのなら、手術はせずにこのままでいく

   靭帯が切れたままで生活している人は実際にいるそうです。

   特に中高年の人は、日常生活に支障がなければいいので手術をしないという方が多い。
 
 2.手術を受けて、リハビリをがんばる

   当時、先生が前十字靱帯の手術をした最高齢は、64歳とのこと

私は、近いうちに手術をしようと決心しました。

でも、フルタイムで仕事をしていて長期の休みは取りにくい状況だったため、すぐに手術することはできませんでした。

結局、手術を受けたのは、それから5年後になりました。

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