生活手帳

引っ越しに必要な手続きをタイムスケジュールで紹介します

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お引越しの準備は、片づけだけでなくいろんな手続きが必要になって大変ですね。

漏れることのないように手際よくこなすには、取りかかる前の全体の計画が一番大事です。

まず、どんな手続きが必要なのか確認してください。

最初に全体の予定を確認しておけば、あせらず確実に手続きを進めていくことができます。

これらの項目をチェックリストとして、ひとつずつ片づけていって下さい。

 

  

引っ越し決定~

◆ 必要な手続きを確認する
 
 まず始めに、自分たちに必要な手続きと期限をすべて列挙する。
 
 これは、引っ越しが決まったらすぐに取りかかりましょう。
 
 早すぎることはありません。

1.賃貸住宅の場合退去を連絡する

 住んでいる住居が賃貸の場合、ほとんどの場合、退去の1か月前には貸主に伝えることが決められています。
 
 賃貸契約書を確認の上、およその退去日を申告します。

2.引っ越し日決定

 今住んでいる住居の退出期限、仕事が休める日、その後の新居での生活を無理なく始められるための引っ越しの期限を考えて、引っ越し日を決定します。

3.引っ越し業者の決定

 見積もりは、一社だけでなく、必ず複数の業者から取りましょう。

 条件や交渉によっては、万単位の差が出る場合があります。

 インターネットで複数の引っ越し業者から見積もりを取ることができるサイトがたくさんありますので、そちらを利用して数社に絞り込みます。

 その数社に訪問見積もりを依頼して最終決定します。

 その際の選定基準は・・・

  ・対応が誠実で迅速か

  ・万一の場合の対応はどうなっているか

  ・見積もりの根拠が明確で納得できるか

 以上の点について、訪問見積もり時に質問して確認すること。

4.新居の下見

 入居可能日を確認する。

 月の途中に入居の場合、家賃の生産方法も確認する。

 新居のサイズ・地域事情などを確認する
  
 ・新居の間取図があれば入手し、部屋の有効寸法(幅と高さ)を測って記入しておく。
 
 ・できれば、コンセントの位置も記入しておく。
 
 ・持ち込む大型家具の搬入経路を確認する。
  可能かどうか微妙な場合は、事前に引っ越し業者に確認しておく。
 
 ・電気製品で使えなくなるものはないか
 
 ・インターネットの設備はあるか
  インターネット設備がない場合、賃貸ならプロバイダーに規制がないか等、早めに確認して手配しておく。
   
 こうすれば、事前に家具のレイアウトを検討・決定ができて、引っ越し当日に手早く指示でき、スムーズに新生活がスタートできます。

 

5.子供の転校手続き

 引っ越しが決まったら、すぐに学校の先生に連絡して必要書類を用意してもらう。 
 書類をもらうために事前に役所の転出届等が必要になる場合もあるので、まず先生に連絡して詳しいことを聞く。

6.不用品の処分

 ・引っ越しの余分な荷物を減らすためにも、新居での生活を見直すためにもとても重要なことなので、引っ越しが決まったらすぐに取りかかります。

  間際に行うと、ごみの日に出せなくなって、一般のごみでも有料で捨てに行かなくてはならなくなる場合があります。 

 ・大型ごみは、各自治体の処分の決まりに従います。

 ・使わなくなった家具や電化製品・未使用のブランドの食器などは、リサイクルショップで引き取ってもらえるかもしれないので、時間があれば確認してみればどうでしょう。

 
7.固定電話の契約変更

 NTTの回線を利用するのか、インターネット会社の電話を使うのか、料金形態も考慮して検討してみてはどうでしょう。
 早めに調べて、インターネットも含めて早めに契約の手配をする。
 

引っ越し2週間前~

引っ越し2週間前

1.新居のレイアウト

 ・今まで使っていた家具や家電をリストアップし、再利用するものと処分するものに分類する。

 ・購入が必要なものもまとめてしておく。

 ・再利用するものは、新居でのレイアウトを決定しておけば、それに合わせて荷づくりできるので、引っ越し後の片づけがスムーズにできる。

  さらに、引っ越し当日に家具の搬入位置も正確に指示できる。

2.荷造り

 ・引っ越しまでに使わないものから荷造りを始める。

  季節ものなどすでに段ボール箱に片づけているものとともに、箱の中身と搬入先を明記しておく。

 
3.役所での手続き

 ◆ 今までと違う自治体に引っ越す場合のみ必要

 ・転出届 転入届

 ・国民健康保険の資格喪失届

 ・印鑑登録の廃止

 ・福祉関係の手続き
   児童手当等の各種手当・助成、介護保険、後期高齢者医療費助成などの福祉医療や手当に関する手続きなど
 
  上記手続きが同時にできるよう、必要書類は漏れのないように準備すること。事前に各担当の課に必要書類を確認して準備することをお勧めします。
 

 ◆ 今までと同じ自治体の範囲で引っ越す場合

  各課で住所変更の手続きをする。

4.郵便物の転送届け

 引っ越し前の住所に送られてきた郵便物を、希望日から1年間、新居に転送してくれるサービス。

 ホームページや窓口の専用はがきで手続きする。

5.電気・ガス・水道の手続き

 現住所での使用停止と新居での使用開始手続きが必要。

 水道は、新居の自治体の担当課で開栓手続きをする。

6.NHK・NHK以外の衛星放送・ケーブルテレビの住所変更

 ホームページから手続き可能

7.各種配達サービス、定期購入物の手続き

 新聞など定期的な配達サービスは、必要に応じて配達停止を伝えるか、住所変更手続きをする。

8.その他住所変更手続きが必要なもの

 ・金融機関の住所変更

 ・各種保険、

 ・クレジットカード

 ・携帯電話

 
9.転居の連絡のはがき

 引っ越し後も片づけや諸手続きで忙しいので、できればお引っ越しまでに済ませると安心。

10.挨拶用の粗品用意

 現在の住まいの分と引っ越し先の両方の分を用意する。

11.ご近所へのあいさつ

 現在の住まいの近隣へのあいさつは、事前に引っ越しの日時については知らせているとして引っ越し当日でOK。

 引っ越し先のご近所には、当日大型トラックなどが停まって迷惑をかける事へのお詫びも兼ねて、前もって挨拶に行くようにする。

 できれば家族全員で訪問し、これから住むメンバーで挨拶するとより丁寧です。

12.現在の住まいの掃除・ごみ処理

 自治体のごみの日に間に合わないものは、親しいご近所さんがいればごみ出しをお願いする。

 その場合も、できる限り早めに出すようにして、どうしても出てしまったごみだけにしておく。

 荷物がなくなった住居は思いのほか汚れているので、最低限の掃除はしていく。

13.新居の掃除

 気持ちよく引っ越しするために、荷物を運びこむ前にひととおりの掃除をしておく。

 できれば、事前にバルサンなどの害虫駆除をしておきたい。

 中古の住宅の場合は、新築と違いどうしても汚れが残っているので、プロのお掃除業者に依頼する方法もあります。

 私も築30年の中古住宅に引っ越しましたが、その時にプロのお掃除業者に掃除をしてもらいました。

 キッチンや浴室、洗面化粧台など古かったのですが、ピカピカにしてくれました。

 引っ越し後も、それを維持したくて掃除は丁寧にしています。

 業者さんに依頼してよかったです。

 大手のお掃除業者ではなく、工務店からお掃除を請け負っている業者さんもいるので、引っ越し先の近所の工務店に問い合わせてみてはいかがでしょう。

14.パソコンのデータのバックアップ 

 大事なデータは、もしもの場合に備えてバックアップを取っておきましょう。

引っ越し前日

1.冷蔵庫、洗濯機の搬出準備

 冷蔵庫は、中身を全部出してコンセントを抜き、水抜きをする。

 洗濯機は、コンセントを抜いて水栓を閉めてホースを抜き、水抜きをする。

2.貴重品、現金、重要書類の管理

 貴重品、引っ越し後に必要な書類、引っ越し時に必要な現金などを一つにまとめ、しっかり管理しておく。

3.段ボール箱の中身の表示、個数確認

 当日使うもの以外はすべて梱包し、数を数えておく。

 中身を表示し、どの部屋に運ぶかも記入しておく。

4.当日の段取りの確認

 引っ越し当日の業者への指示や家族の仕事の分担など、段取りを考えておく。

 詳細に考えておくほど、引っ越しがスムーズに進みます。

 とにかく、引っ越し業者にすぐに指示が出せるように運び込むものの置き場所を考えておくこと。                                                                                                                                 

引っ越し当日

1.最後の荷物の梱包

 最後まで使っていたものを箱に詰める。

 照明器具やカーテン、食器など忘れ物のないように詰める。

 引っ越し先でもまず最初に必要になるので、引っ越し先ですぐに置き場所がわかるようにしておく。

2.引っ越し業者への指示

 業者が指示待ちにならないように、聞かれたことにはすぐに答えられるようにしておく。

 できれば先にテキパキと指示を出せるようにしておくこと。

3.電気、ガス、水道の停止・閉栓

 必要ならガスの閉栓に立ち会う。電気は、作業が終わって出るときに、ブレーカーを落としておく。

 水道はそのままでOK。

4.最終チェック

 荷物を積み終えたら、積み忘れがないか見て回る。特に、ベランダなど外まわりも確認する。

 ついでに、目についたごみも集めておく。

5.お引き渡しの立ち会い

 最後に業者に確認をしてもらい、鍵を渡す。

 

まとめ

ここでは、お引っ越しまでの手続きをリストにしてみました。

お引っ越しを段取り良く終わらせるコツは、手続き全体を把握してタイムスケジュールを立てることです。

そして、とにかく早め早めに準備を進めると無理をしなくて済みます。

インターネットでできる手続きは、それを利用して時短を図りましょう。

手続きや片づけなど、かなりの作業になりますが、新居での楽しい生活を想像しながら頑張ってください。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

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