生活手帳

京都と関東風のお雑煮 わが家の簡単レシピとプロのいろんなレシピを紹介します

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お雑煮は地域によって具や味付けに特徴がありますね。

わが家は京都なので、白みそのお雑煮。

家族はみんな白みそのお雑煮が大好きです。

ここでは、京風のお雑煮と関東のおすましのお雑煮について、それぞれわが家の簡単レシピとプロのレシピを紹介します。

京風も関東風も、いくつかの作り方があるので、参考にしてください。

 

 

京風のお雑煮

うちの簡単にできる白みそのお雑煮と、プロの正式な白みそのお雑煮のレシピを紹介します。

◆わが家の白みそのお雑煮

特に変わったお雑煮ではありませんが、わが家のお雑煮は見た目より味重視。

野菜はおだしで煮て白みそを加え、そこにお餅も入れて少し煮込んでトロッとさせます。

野菜を下ゆでする方法もありますが、すぐに火が通るので一つのお鍋で煮ています。

○材料(4人分)

 丸餅     4個

 子芋     小4~8個

 大根     5センチくらい

 にんじん   小1/2本

 
 だし汁    カップ4

 白みそ    150~200g 

 みそ     大さじ1 

 かつおぶし  2パック     

○作り方

1.子芋は皮をむいて半分に切り、大根とにんじんは皮をむいて短冊切りにする。

2.鍋にだし汁と1を入れて柔らかくなるまで煮て、白みそをだしで溶いて加える。

 白みそは種類によっては塩分が少なくて味が締まらないことがあるので、味を見てみそを足して味を調える。

3.丸餅を入れて柔らかくなるまで煮る。

4.お椀に盛ってかつおぶしをのせる。

(注)白みその塩分はお味噌によって違うので、味を見てから物足らなければみそを足してください。

  お好みですが、丸餅は柔らかくなってみそとからんだほうがおいしいので、とろっとなるまで煮ることをおすすめします。

  うちでは、お餅が溶けてしまわないように、入れる前に家族一人ひとりに食べるお餅の数を聞いていました。

京風白みそ雑煮

さきに白みそとおだしを煮詰めてとろとろにしてから具にかけます。

             出典:https://www.kyounoryouri.jp/

京雑煮

具は下ゆでして盛り付ける前におだしに入れて温めます。

             出典:https://www.kyounoryouri.jp/

◆白みそ仕立てのシンプル雑煮

お餅だけのお雑煮。

白みそ仕立てのシンプル雑煮

by 藤野幸子

調理時間:15分
Comment

京風のシンプルな白みそ仕立てのお雑煮です。

ばちこは高級食材で、ナマコの卵巣から作られています。

詳しくはこちら

ばちことは?

関東のおすましのお雑煮

一度だけ関東でお正月を迎えたことがあり、その時のお雑煮は濃い口しょうゆでしっかり味をつけたおすましでした。

京都の白みそのお雑煮とは全く違う味でしたが、鶏肉の味が出てコクがあるおいしいお雑煮でした。

あの味を思い出して、レシピにしてみました。

プロの、おすましの関東風お雑煮のレシピも紹介します。

◆関東でいただいたおすましのお雑煮

○材料(4人分)

 切り餅    4~8個

 鶏もも肉   100g

 大根     5センチくらい

 にんじん   小1/2本

 小松菜    1束 

 だし汁    カップ4

 しょうゆ   大さじ2

 塩      小さじ1/4 

○作り方

1.鶏もも肉は小さめの一口大に切る。

 大根、にんじんは5cm長さの短冊切りにする。

 小松菜はさっとゆでてしぼり、3㎝長さに切る。

2.鍋にだし汁と野菜を入れて煮る。

 野菜を煮ている間にお餅を焼く。

 野菜に8分通り火が通ったら鶏肉を入れ、5分ほど煮る。

 最後の1分前くらいでお餅を入れ、軽く煮る。

3.お椀に盛って、小松菜をのせる。

(注)鶏肉を入れたら煮立てないこと。

 煮立てるとおだしがおすましではなくなってしまいます。

雑煮

おだしに火の通りにくい具材から順番に入れていきます。

             出典:https://www.kyounoryouri.jp/

◆野菜たっぷりヘルシーお雑煮

たくさんの野菜が入ったヘルシーなお雑煮。

簡単に顆粒だしのもとで味付けします。

野菜たっぷりヘルシーお雑煮

by 宇田川 のぞ美

調理時間:20分
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御正月に欠かせないお雑煮!たっぷりの野菜を加えてヘルシーアレンジにしてみました。

◆わが家のお雑煮(関東風)

具がたっぷりのおすましのお雑煮。

ひと手間かけて野菜を下ゆでしておくと、おだしが透き通っていてきれいです。

✿わが家のお雑煮(関東風)✿

by こだまゆきこ

調理時間:30分
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鶏肉、大根、人参、青菜が入った、すまし汁の関東風お雑煮です。具を大みそかに作っておく作り置きができるので便利です。

ねぎ入り雑煮

鶏肉とおネギ、かまぼこのお雑煮。

おすましは塩が勝った味付けです。

             出典:https://www.kyounoryouri.jp/

まとめ

お雑煮は関東と関西でおだしも具もお餅もちがうのですが、どちらにしても食べ慣れている味はほっとしますね。

京都のわが家でも、お雑煮はやはり白みそです。

お嫁に来たころは、元旦のお雑煮作りは男性の役目ということになっていて、義父と主人が作ってくれていました。

といっても、子芋や大根などの具材の皮をむいてゆでるところまでは、前の日に義母がやっていましたが。

元旦にお雑煮ができたら、呼んでもらってみんなでいただくというのがわが家の決まりになっていました。

これは、うちだけか京都の一部の地域の風習かはわかりません。

年末に忙しくしていた女性たちを、ゆっくりさせてくれるという意味があったのでしょう。

子供たちが独立し、義父がなくなって、今ではこの習慣はなくなりました。

でも、義父の時代から続いていたということは、当時としてはとても先進的な考え方をしていたんだなあと驚きます。

お雑煮は、お正月を代表するお料理。

それぞれのご家庭に伝わる味を大切にして、ときには新しい味付けも試して、みんなでおいしくいただきましょう。

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