新米のおいしい季節になりました。
これまで使っていた炊飯器のお釜の内部の塗装がはがれ始め
そろそろ買い換えないといけないなあと思っていました。
少し前に、ガスで土鍋で炊いたご飯を友人宅でいただいて
とてもおいしかったことを思い出し
自動炊飯器ではなく、自分で火力を調節して炊くお鍋を買おうと思い
NETで調べてみました。
結局、重い鉄鍋に行きついたのですが
その過程と炊きあがったご飯について
ご報告したいと思います。
IHでお釜でご飯を炊きたいと思っているかた
よければお鍋選びの参考にしてくださいね。
IHでおいしいご飯が炊けるお釜とは？
TVで栗原はるみさんが土鍋でご飯を炊いているのを見たり
友人宅で土鍋で炊いたご飯を頂いたりして以来
土鍋でご飯を炊きたいと思っていました。
IHでも、土鍋の底の部分に金属をはめ込んだ
IHでも使える土鍋について聞いたことがあったので
NETで探してみました。
ところが、IHでも使えるご飯を炊く専用の土鍋は
ほとんどありません。
土鍋の素材はあきらめて、IHでも使える金属系の素材で
探してみました。
すると、いくつかのお鍋がありました。
候補として検討したものを紹介します。
◇ストウブ
出典：ストウブ
デザインがかわいくてほしいなと思ったのですが
大きいほうのMサイズでも2合しか炊けないことと
高価なことを考えてあきらめました。
◇ティファール
出典：ティファール
カスタマーレビューで
「使い始めて1年も経たないうちから、内側の底面の塗装がはげ出しました。」
というコメントがあったので、耐久性に問題がありそうだと思い
購入を断念しました。
◇宮﨑製作所
これに決めて注文したのですが、売り切れで
購入することができませんでした。
鉄鍋でご飯を炊いてみた
残念ながら、コレ！と思って注文した炊飯鍋が
売り切れて購入することができなかったので
また一から探すことになりました。
そして、耐久性・価格・性能を考慮した結果
この鉄鍋になりました。
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まだ3回しか炊いていないので
耐久性については何とも言えませんが
炊きあがりにはとても満足しています。
（ただし火力が弱すぎるとべチャッとなるので要注意）
材質が鉄なので、ある程度のさびは覚悟しなくては、と
思っています。
ご飯の炊き方
購入した鉄鍋には取扱説明書はついていないのですが
それに代わる「■IHクッキングヒーターご使用時のご注意」という
1枚の紙が入っていました。
そこには、「IHクッキングヒーターの取扱説明書に従って
ご使用ください」と書いてあるのですが
取扱説明書がありません。
その代わりというわけではないのでしょうが
お釜が入っていた箱に注意事項と白ご飯と炊き込みご飯のレシピが載っていました。
この注意書きに従って、3合炊いてみました。
以下に出てくる3⃣と5⃣は、うちのIHの火力の表示です。
1⃣から9⃣まであり、1⃣が一番弱くて9⃣が一番強火です。
お米は洗って水けをきり、分量の水を計って
ボールなどに入れて30分くらい浸水させておく。
水の量は3合で720㏄（1合あたり240㏄）と説明書に書いてあるのですが
2割増しより少し多めで、新米だったので若干やわらかく炊きあがりました。
もう少し固めのほうが好きなので
お水を1合あたり220㏄に減らしました。
固めがお好きな方は、お水の量を減らして炊いてみてください。
↓
最初沸騰するまでは中火5⃣で約8分
↓
沸騰したら火力を3⃣に落として約10分炊く
↓
最後に10秒ほど5⃣で加熱してから火を止める
↓
10～15分蒸らして全体を混ぜると炊き上がり
おいしく炊けました～
初めて自分で火加減を調節してご飯を炊いたので
うまく炊けるかちょっと心配でしたが
最初からとてもおいしく炊けました。
これまで使っていた炊飯器の炊き上がりとの違いは
お米一粒一粒が独立していて
もちもちっとしていること。
冷めてからのほうが、その違いがもっと感じられました。
火加減が弱いと失敗する
1回目、2回目ととてもおいしく炊けたのですが
箱の説明書の炊き方のレシピに
沸騰してくれば中火に火を弱めて、吹きこぼれない程度の沸騰させ
と書いてあるし、箱に書いてある「ポイント」には
炊きあがりまでの時間(15分程度)を考えて
火加減を調節して最適の火力をご確認下さい
とも書いてありました。
成功した2回とも結構吹きこぼれたので
火力を3⃣から2⃣におとして炊いてみました。
すると、前の2回のようにもちもちにはならず
炊飯器で炊いていた時と同じように
お米の周りがふやけたような炊きあがりになってしまいました。
沸騰しているときの火加減が弱いと
お米がふやけたような感じになってしまうということがわかりました。
2回目に炊いたときは、吹きこぼれて水分が少し減ってしまったのですが
固く炊きあがることはありませんでした。
多少吹きこぼれても、強めの火加減で炊くことが大事なのですね。
まとめ
鉄のお釜でご飯を炊いてみると
びっくりするほど短時間で炊きあがりました。
蒸らす時間も含めて約30分。
これまで使っていた電気の自動炊飯器と比べると
所要時間は約半分です。
食べる1時間前にはスイッチを入れないといけないと思っていたのが
ずいぶん気が楽になりました。
スイッチさえ入れたら炊けてしまう自動の炊飯器と比べると
火加減や沸騰具合を見て火加減を調節したり
火を止めたりしないといけないので
面倒といえば面倒かもしれません。
でも、おいしく炊けるし短時間で炊けることを思えば
ちょっと面倒と思えることも納得できます。
次は、炊き込みご飯を炊くのが楽しみです。
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