りんごのお菓子は色々ありますが
家庭で作るなら、アップルパイは
ちょっと難易度が高い気がします。
パイ生地は冷凍の生地を使うにしても
パリッと焼き上げるのは難しいですね。
その点、バター生地にりんごを混ぜて焼くレシピなら
生地にりんごのジュースが染みておいしくなるし
失敗も少ないのでおすすめです。
オーブンで焼いてもいいのですが、今回は
フライパンだけで作ってみました。
底にりんごを敷いて、アップサイドダウンケーキ風に。
ホットケーキを焼くつもりで少しの手間をかけるだけで
フルーティーなケーキができますよ。
よかったら、お子様と一緒に作ってみてください。
りんごのケーキの材料
今回はHMは使わずに薄力粉にしました。
焼いているうちに生地がりんごのジュースを吸って
しっとり重くなるかなと思ったので
HMを使ってもふわっと膨れる焼き上がりには
なりにくいと思ったので。
もちろんHMなら材料を全部一度に入れて
グルグル混ぜるだけなので、もっと簡単になります。
材料表の最後に、HMを使った場合の生地の配合も掲載しておきますね。
◇材料(24センチのフライパン1台分)
りんご 中2個
a ブラウンシュガー 大さじ1
a バター 大さじ1
〈生地の材料〉
バター 50ℊ *1
ブラウンシュガー 70ℊ *2
卵 2個
バニラオイル 2~3滴 *3
薄力粉 100ℊ
BP 小さじ1
牛乳 大さじ2
*1 バターは少なめなので、有塩バターでもOKです。
*2 ブラウンシュガーは上白糖と黒砂糖の中間のような
コクのある砂糖です。
なければ上白糖を使ってください。
*3 バニラオイルはなければ入れなくても構いません。
〈HMを使った生地の配合〉
卵 2個
ブラウンシュガー 40ℊ
とかしバターまたはサラダオイル 30ℊ
HM 100ℊ
牛乳 大さじ2
*HMの場合は、全部の材料をボールに入れてホイッパーで
粉っぽさがなくなるまで混ぜてください。
HMを使うときも混ぜすぎないほうがふっくら焼きあがります。
混ぜすぎに注意してくださいね。
りんごのケーキの作り方
1.バターと卵と牛乳は冷蔵庫から出して室温にしておく。
卵は計量カップなどに入れてよく溶きほぐしておく。
2.りんごは2つとも皮をむいて4つ割りにして芯をとる。
一つは一切れを3等分にたてに切る。
もう一つは一切れをタテに半分にして5ミリ厚さのいちょう切りにする。
3.バターをボールに入れてホイッパーでクリーム状になるまで混ぜる。
マヨネーズくらいの柔らかさにしておくと、卵が混ざりやすいです。
4.3にブラウンシュガーを一度に加えて、ホイッパーでよくすり混ぜる。
5.4に卵を4~5回に分けて加えてよく混ぜる。
最初は混ざりにくいのですが、混ぜ続けていると
徐々に全体に混ざっていきます。
次にまた卵をさきほどと同じくらい入れてなじむまでよく混ぜる。
これを繰り返して卵を全部加えて混ぜる。
バニラオイルを入れる場合は、最後の卵を入れたときに加える。
バターが少なくて卵が多い配合なので
どうしても分離しやすくなります。
上の画像のように生地が分離してボロボロしてきたら
材料の粉の中から大さじ3くらいを加えて
ホイッパーでよくまぜる。
こうすると粉が生地の中の水分とバターをつないで
なめらかになります。
6.残りの粉をふるい入れて、ゴムベラで切るように混ぜる。
7.粉が少し見えている状態で、牛乳を入れてなじむまで切るように混ぜる。
8.いちょう切りのりんごを加えてざっくり混ぜる。
9.フライパンにたてに12個に切ったりんごと
aのブラウンシュガーとaのバターを入れて中火にかける。
途中で返しながら全体にバターと砂糖が絡むまで
5分くらい炒め煮にする。
これから生地を流して焼くので、周りに砂糖とバターが絡めばOK。
底面が上になるので、炒めたりんごを放射状に並べると焼き上がりがきれいです。
10.8の生地を9のフライパンに入れ、表面を平らにして
ふたをしてごく弱火で20分くらい焼く。
ぷつぷつ気泡ができて表面が乾いたら裏返す。
返し方は、フライパンの上に一回り大きなお皿をかぶせて
フライパンを裏返してお皿にケーキをとり
フライパンにケーキをすべらせて入れる。
裏側も3~5分焼いたら出来上がり。
(注意点)
フライパンの底に生地がくっつくと返しにくいので
テフロン加工などのくっつきにくいフライパンを使ってください。
私は側面にはクッキングシートを敷いたのですが
底には敷かなかったので少しくっついてしまって
返すときに一部が崩れてしまいました。
くっつく心配がある場合は、底にもクッキングシートを敷いてから
りんごを並べて生地を流すと
崩さずに返すことができると思います。
まとめ
りんごを使ったお菓子は、たくさんの種類がありますが
バターケーキの生地の中に生のリンゴを混ぜるレシピが
一番簡単で美味しいと思っています。
生地に混ぜる前にりんごを砂糖で煮てもいいのですが
煮た後、冷まさないと生地に混ぜられないし
手間が余分にかかるのでちょっと面倒に感じてしまいます。
ただし、生のりんごを生地に焼きこむときは、酸味の強い紅玉よりは
フジやサンフジなどの甘めの種類をおすすめします。
このレシピは、底にりんごを砂糖とバターで炒めたものを敷いていますが
生地にりんごを刻んだものをたっぷり加えれば
底のりんごはなくても充分おいしいですよ。
思い立ったらすぐに作れる簡単なりんごのケーキ
今日のおやつにいかがですか?
お手数おかけしますがぽちっと応援よろしくお願いします。
人気ブログランキング