秋はきのこと新米。
両方をおいしくいただけるのがきのこの炊き込みご飯。
きのこをご飯と一緒に炊き込むと
水分がかなり出て水加減がうまくいかないので
具だけを先に炊いて、その煮汁でご飯を炊く方法に変えました。
この方法に変えてからは、ご飯がいつもいい感じに
炊きあがるようになりました。
ひと手間増えるのですが、炊き上がりが一定で
失敗がないのでおすすめです。
きのこは特に水分がたくさん出て水加減が難しいので
よかったらこの方法を試してみてくださいね。
キノコの炊き込みご飯の材料
具だけを先に煮てその煮汁でご飯を炊くので、具を多くしても
ご飯が柔らかくなりすぎたりかたくなることがなく
いつも一定に炊きあがります。
(約5~6人分)
お米 3合 *1
生シイタケ 5枚
えのき 大1/2袋
しめじ 大2/3パック
にんじん 小1本
うすあげ 小1.5枚
〈煮汁〉
・水 250㏄ *2
・和風顆粒だしの素 小さじ1
・薄口しょうゆ 大さじ1.5 *3
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
☆水 煮汁に水を足して750~800㏄にする *4
☆和風顆粒だしの素 小さじ1
☆薄口しょうゆ 大さじ2
*1 作り方の工程写真は、お米4合なので
材料も少し多めになっています。
*2 具を炊くときの水の量は、具材がヒタヒタになればいいので
250㏄でなくても構いません。
大事なのは、ご飯を炊くときの煮汁+お水の量と
薄口しょうゆの量です。
*3 薄口しょうゆの量は、基本はお米一合に対して
大さじ1と覚えてください。
今回は、お米3合なので大さじ3なのですが、キノコの量がかなり多いので
大さじ0.5増やして全部で大さじ3.5にして
そのうち大さじ1.5を具を炊くときに入れました。
*4 炊飯器で炊く場合は、お米を内釜に入れたら煮汁と薄口しょうゆを加えてから
3合の目盛りまで水を足してください。
キノコの炊き込みご飯の作り方
まず具の準備をして具だけで味をつけて炊いて、その煮汁に水を足して
お米を漬けてからご飯を炊きます。
ご飯が炊きあがってから、先に煮ておいた具を混ぜます。
1.しめじは小房に分けます。
2.生シイタケは薄切りにします。
軸の部分は薄い輪切りにします。
3.えのきは袋ごと根元を切って捨ててしまいます。
こうすると堅い石づきが混ざることがありません。
根元を切ったエノキは、長さを半分に切ります。
根元の部分を手で割きます。
4.にんじんはスライサーでせん切りにします。
5.うすあげは幅を半分に切ってから千切りにします。
6.切った具をお鍋に入れて水250㏄を加えて火にかけます。
キノコは水から煮たほうがいいお味が出るので、始めから入れます。
だしの素小さじ1と酒、みりん各大さじ1を入れ
ふたをして中火で5分煮ます。
均等に味が染みるように途中で全体を混ぜます。
7.5分煮ると、キノコもにんじんも火が通ってしんなりしました。
具はこの後は炊きあがったご飯に混ぜるだけなので
ここでしっかり火を通しておきます。
8.ボール煮ざるを重ねて、7をあけて具と煮汁に分けます。
9.洗っておいたお米をフライパンに入れて☆の煮汁+水
だしの素、薄口しょうゆを加えて30分つけておきます。
30分経ったらふたをして火にかけます。
炊飯器の場合は、内釜にお米を入れて煮汁とだしの素、薄口しょうゆを加え
水を4合の目盛りまで足して30分漬けてから、スイッチを入れます。
フライパンやお鍋で炊くときは、強めの中火で沸騰するまで約8分加熱し
沸騰したら弱火にして10分炊きます。
沸騰した時はこんな感じです。
ご飯が炊き上がりました。
10.ご飯が炊き上がったらすぐに具を入れて蓋をし
このまま10分蒸らします。
10分蒸らしました。
この後、具が全体にいきわたるようにサックリと混ぜます。
出来上がりです。
まとめ
炊き込みご飯を失敗なく炊き上げるコツは
1.具を先に味をつけて炊いて、その煮汁でご飯を炊くこと。
こうすると、具材の味がご飯にもしっかりついて
ご飯の炊きあがりも柔らかくなりすぎません。
2.味付けは基本は薄口しょうゆで
お米1合につき大さじ1(15㏄)と覚えてください。
具が多いときは少し(3合なら大さじ半分程度)増やしてください。
お酒やみりんはお好みで増減してもらってもかまいません。
具を先に炊く方法で、おいしいきのこごはんを楽しんでくださいね。
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