NHKのきょうの料理の鶏肉料理の特集で、むね肉のスティックフライを
紹介していました。
とてもおいしそうだったのでさっそく作ってみると、ほんとにおいしい!
オリジナルでは下味は塩、コショウ、オリーブオイルだけだったのですが
にんにくのすりおろしをプラスしてみました。
むね肉が下味のオリーブオイルのおかげでしっとり揚がります。
フライは、普通は粉、卵、パン粉という順序で衣をつけますが
このスティックフライは、バッター液をつけてパン粉、という
2段階で下ごしらえが済んでしまいます。
一切れが小さくて数が多いのでバッター液とパン粉をつけるのだけが
ちょっと手間がかかりますが、あとは簡単。
手で持って食べられるので、お子さんも大好きだと思います。
よかったら作ってみてくださいね。
鶏むね肉のスティックフライの材料
(2~3人分)
鶏むね肉 大1枚(約300ℊ)
〈下味〉
・塩 小さじ1/2~小さじ1 *1
・黒コショウ 適宜
・オリーブオイル 大さじ1/2
・ニンニク 1/2かけ(すりおろす)
〈バッター液〉
・卵 M1個 *2
・薄力粉 大さじ4~5
・牛乳 大さじ2
パン粉(細かいもの) カップ1と1/2 *3
〈付け合わせ〉
千切りキャベツ 適宜
お好みでサニーレタスなど 適宜
*1 塩の量は鶏むね肉300ℊに対して小さじ1/2で
ちょうど良い塩加減だと思いましたが、元のレシピでは小さじ1になっていたので
お好みで加減してください。
ここで塩味を付けたら後は何も味つけはしないので
塩味が薄いと物足りない味になります。
また、鶏むね肉の大きさによっても塩の量は加減してください。
*2 卵はLなど大きい場合は、1個全部使うとバッター液が余るので
別の容器に割って溶きほぐしてから適量を使ってください。
*3 パン粉は粗いめなら手で握ってつぶすようにすると
細かくなります。
鶏むね肉のスティックフライの作り方
1.鶏むね肉は皮を取り、厚みを半分にスライスして1センチくらいの厚さにします。
むね肉が大きくてスライスしにくいときは、タテに半分に切ってから厚みをスライスすると
切りやすいです。
スライスしたむね肉を1.5~2センチの太さの棒状に切ります。
できるだけ繊維を断ち切る方向に切ります。
棒状ですぐに火は通るので、長くなっても大丈夫です。
あまり細かく(短く)してしまうと数が増えてしまい、バッター液とパン粉をつけるのに
手間がかかります。
むね肉の繊維を切る切り方はこちら
↓
〈下味〉の調味料(塩、コショウ、オリーブオイル、ニンニク)を揉み込みます。
小さく切っているのですぐに味はしみるため、長くおく必要はありません。
2.バッター液を作ります。
ボールに卵を入れて溶きほぐし、粉と牛乳を加えます。
材料をよく混ぜます。
小さな泡だて器を使うとダマがなく混ぜることができます。
3.バッター液にむね肉を一かたまり入れます。
はしでほぐしながらバッター液を絡ませます。
4.別のボールにパン粉を入れ、バッター液を絡ませたむね肉を
一切れずつパン粉の上に置きます。
パン粉は一度に全部入れずに、減ったら足すほうがパン粉がベタベタになりにくいです。
手でむね肉の上にもパン粉をかけ、ボールを持ってゆすると
むね肉全体にパン粉が付きます。
5.パン粉が付いたむね肉は取り出し、全部のむね肉を同じようにして
バッター液、パン粉をつけます。
一人で作るときは、全部下ごしらえをしてから揚げ始めたほうが
段取りがいいです。
6.フライパンにサラダオイルを2センチくらいの深さまで入れて180度に熱します。
パン粉をつけた鶏肉を5~6本ずつ入れます。
片面1~2分、返して1~2分くらいかけてきつね色になるまで揚げたら
キッチンペーパーのうえにあげて油を切ります。
できるだけ立てておいた方が、油がしっかり切れてカラッとします。
同じようにして全部揚げます。
7.キャベツの千切りやサニーレタスとともに盛り付けます。
スパゲティサラダも添えました。
この量で大体半分強くらいです。
始めて作ったときは、こんなにできるのかと驚きました。
まとめ
お子様もきっと大好きなスティックフライですが
ちょっとしたコツがあるのでまとめてみます。
1.むね肉は繊維を断ち切るように切ります。
これでやわらかく食べやすくなります。
2.オリーブオイルを揉み込むことでよりしっとりします。
3.レシピの塩の分量は多いように感じますが、
味付けは基本的に塩だけなので分量通り入れてください。
4.揚げ過ぎないように気を付けてください。
細いので思ったより早く火が通ります。
1本折ってみて中まで白くなっていたら火が通っています。
いろいろと注意事項を挙げましたが、難しく考えずに
気軽に作ってみてくださいね。