春に眠いのは理由がある?医学的に説明して対処法と予防法もご紹介

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春になってほわっと暖かくなると、こわばっていた体がゆるみ、力が抜けて楽になる半面、どれだけ寝ても眠いですよね。

なぜ春になると眠いのか、その医学的な根拠について調べてみました。

そして、医学的な観点からわかってきた対処法と予防法を説明します。

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春はなぜ眠いのか?

1.季節の変わり目になると、自律神経の働きが乱れる

 人の体には、心臓の動き、血圧、食物の消化、体温などを調節する自律神経があります。

 この自律神経には、緊張時や活動時に働く交感神経と、休息モードのときに働く副交感神経とがあり、両者がバランスを取りながら働いています。

 過ごしやすい気候になると、交感神経より副交感神経が優位になって体がリラックスした状態になり、よく寝られるようになります。

 昼間にも眠くなるのは、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、昼間に休息モードになってしまうためです。

2.ホルモンのバランスの変化の影響

 成長ホルモン、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンは、日中の活動モードから夜の睡眠モードへと切り替える働きがあります。

 冬から夏にかけて、このメラトニンの分泌量が早い時間帯にピークになります。そのため、暖かくなるにつれて眠りやすくなると考えられます。

 
3.体温の影響

 体温は、夜になるとだんだんと低くなって眠りを誘い、明け方に上昇し始めて目覚めを促すことが分かっています。

 春になると周りの気温が暖かくなるにつれて体温も上昇し、皮ふから熱を放散して体温が下がりやすくなるので、寝つきがよくなります。

4.脳の血流の減少

 暖かくなると皮膚表面の血流量が増え、血圧が低くなります。

 その結果、脳の血流が減り、脳が酸素不足になって眠くなります。

5.ビタミンB群の不足

 暖かくなると、体の様々な器官の動きが活発になり、消費するエネルギーの量が増えます。

 その結果、エネルギーのもとになるビタミンB群が大量に消費されて不足し、眠くなります。

以上のように、暖かくなると活動が活発になったり、神経や血流などに変化が生じたりして、眠気を誘うということがわかりました。

昼間の眠気対策は?

◆ 眠くなったときの眠気覚まし

1.15~20分の仮眠をとる

 春に眠くなるのは、季節の変化に合わせた体の働きなので、できれば15~20分の仮眠をとりましょう。

 そうすることによって、脳が一時的に緊張がほぐれ、心身ともにリフレッシュできます。

 ただし、それ以上寝ると本気で寝るモードに入ってしまうため、寝過ぎは禁物です。

 この方法は、私もお昼休みに実践していました。

 短時間でも寝ておくと、午後の仕事の効率がずっとよくなのでおすすめです。

2.カフェインを含む飲み物を摂る

 コーヒーや緑茶、紅茶などカフェインを含む飲み物は、眠気を抑えたいときによく飲みますね。

 ただし、飲んですぐ効き目があるわけではなく、30分後位から効果が表れ、4~5時間持続するといわれています。

 カフェインの効き目は、普段どのくらいカフェインを摂っているかによって違ってくるので、一概にはすべての人に上記のような効果があるとは限りません。

 実際、コーヒー好きの私には、眠気覚ましにコーヒーはあまり効果がありません。

3.目薬をさす

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 清涼感のある目薬をさすと、一時的に眠気は治まります。

 ただし、医学的に眠気を覚ます効果があるわけではなく、根本的な解決にはなりません。
 
 目の疲れをとる効果はあるので、やってみても損はないですね。

4.おかき等食感のよいものを食べる

 これも医学的には根拠はないのですが、運転中に眠くなったときに私が実行している眠気対策です。

 私には、コーヒーよりもガムよりもおかきを食べるほうが眠気覚ましになります。

以上、いろんな眠気覚ましの方法について述べてきましたが、効果には個人差があります。

結局は、「眠くてたまらない時は体を動かして気分を変える」ということに尽きると思います。

自分の例でいいますと、運転中に眠くなっても、車を降りて買物をすると、運転を再開して気がつくとすっかり眠気はなくなっていることがほとんどです。

 

眠気予防の対策は?

予防するには、自律神経の働きを整え、交感神経と副交感神経をバランスよく働くようにすることが必要になってきます。

そこで、自律神経の働きを整える対策を以下に紹介します。

1.十分な睡眠をとる。

 

2.ゆっくり入浴する

お風呂に入ると、交感神経の緊張は自然と緩みリラックス効果を得ることができます。 

そのためには、ぬるめのお風呂にゆっくりつかり、副交感神経が優位になるように持っていくことです。

これは、自律神経失調症やパニック障害、不眠症にも効果があるので、手軽にできて神経系の疾患に大変有効な方法です。

3.バランスの良い食事をこころがける

 ・ビタミンやカルシウムには、ストレスへの耐性を高める作用があります。

  これらの栄養素を豊富に含む緑黄色食野菜を積極的に摂るようにしましょう

  コンビニ弁当でも、緑黄色野菜を使ったお総菜をプラスするなど、いつもの食事に一品プラスするだけでもビタミンの摂取量はアップします。

 ・食物繊維を多く含む野菜を食べましょう

  オクラやゴボウなど、食物繊維を多く含む野菜を摂ると、腸の働きがよくなって副交感神経が優位に働き、スムーズにリラックスできるようになります。

 
4.深い呼吸をする

 自律神経は通常、私たちの意識とは関係なく自律的に働いてくれているため、意図的にコントロールすることは容易ではありません。

 しかしながら、一つだけ自分で自律神経に強力に働きかける方法があります。

 それが呼吸です。

 通常、交感神経が優位になると、呼吸は浅くなります。

 しかしそのような状態でも、意識して呼吸を深くすることで、副交感神経を優位にすることができるのです。

 そのために有効な呼吸法が、腹式呼吸です。

 腹式呼吸をすることにより、リラックスできたり、食事の時の胃腸の働きを促したりして、体の重要な機能が正常に働くようになります。

 

  

まとめ

気候が良くなると眠くなるのは、ヒトの体に起きる自然な現象なのですね。

また、春の眠気には、自律神経の微妙な働きがかかわっていることもわかりました。

自律神経は意識してコントロールすることが難しい機能ですが、乱れにくくする予防方法はありました。

それらを実践して、少しでも春の眠気を予防しましょう。

それでも眠くなったときには、目が覚めるお勧めの方法を試して、困った眠気を乗り切ってください。

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