耳鼻科をすぐ受診すべき症状は?突発性難聴かも?その原因と症状、治療法について解説します

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突然耳が詰まったような感じになって聞こえにくくなったことはありませんか。

その症状は、突発性難聴という病気が考えられます。

現在、3000人に一人の割合で突発性難聴を発症しているというデータがあります。

ここでは、突発性難聴とはどんな病気か、どんな症状が現れるのか、どんな治療法があるのか、またなぜ早期受診が大事なのかについて解説します。

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突発性難聴とはどんな病気?症状は?

突発性難聴とは、急に耳が詰まったような感じがしたり、突然耳が聞こえにくくなる病気です。

特徴は、突然に難聴が起こることと片方の耳に起こること、年齢に関係なく発症することです。

症状が重い場合は、難聴が起こる前後に、耳鳴り、耳が詰まるように感じる(耳閉感)、めまいなどの副症状が起こることもあります。

さらに、副症状から吐き気や嘔吐をともなう場合もあります。

しかし、突発性難聴には症状が軽度の場合もあり、突然難聴になったことに気づきにくいケースもあります。

突発性難聴の原因は?

突発性難聴の原因は、はっきりとは分かっていません。

今のところ突発性難聴と何らかの関係があると考えられているのは、ストレスと過度の疲労と睡眠不足です。

突発性難聴の診断方法と治療方法は?

1.突発性難聴の診断

突発性難聴の診断では、耳鼻咽喉科で耳のX線検査をしたり、聴力検査で難聴の原因を診断したりします。

症状によっては聴力検査や平衡機能検査などの精密な検査が必要になることもあります。

一般的には、聴力検査によって左右の聴力の差がどの程度あるかなどによって判断します。

2.突発性難聴の治療方法

突発性難聴は明確な原因が見つかっていないため、確実に治る治療法もまだはっきりとは解っていません。

そのため、突発性難聴に有効とされているいくつかの治療を行なうことになります。

突発性難聴は内耳の循環障害が原因なので、手術などの外科治療で改善することは期待できません。

したがって、突発性難聴の治療の基本は飲み薬が中心になります。

◆薬物療法で処方される薬

薬物療法には副作用を伴ったり、薬の飲み合わせ、持病への影響なども考えられるため、現在服用している薬剤や持病のなどの有無も確認します。

突発性難聴の治療に使用される主な薬は次の種類になります。

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・ステロイドホルモン剤

急に起こる神経麻痺を改善する作用があります。

最低限の服用ですむように、症状が軽い場合は、1週間服用して様子を見るという方法をとることもあります。

服用を停止するときは、急に止めずに徐々に減らしていって服用を終了します。

・脳循環改善剤

内耳の血行を改善する効果があるとされています。

・ビタミンB12製剤

内耳の神経系の働きをスムーズにさせる効果のあるとされているビタミンです。

◆薬物療法での副作用について

ステロイドホルモン剤と聞くと、副作用を心配される方も少なくありません。

しかし、糖尿病や胃潰瘍などの持病がなければ、突発性難聴の治療に使用される期間の量では副作用の心配はほとんどありません。

◆突発性難聴の治療開始時期について

突発性難聴は早期に治療を始めることが重要です。

難聴の症状を自覚してから約48時間以内に適切な診断を受けて治療を始めれば、多くの人に聴力の改善がみられます。

しかし、1週間を過ぎると聴力の改善が難しくなることが多くなり、1ヶ月を過ぎると聴力の改善がほとんど難しくなります。

3.突発性難聴は完治する?

突発性難聴は、早期に適切な治療を受けたとして難聴が完治する確率は約1/3といわれます。

その他の患者は、改善はするものの難聴や耳鳴りの後遺症が残る場合が1/3、改善しない場合が1/3といわれています。

特に高音の難聴は治りにくいとされます。

完治する保証はないにしても、突発性難聴を治療するには、できるだけ早く検査を受けて、個人に合った適切な治療をできるだけ早く始めることしか方法がありません。

まとめ

突発性難聴は、原因が特定できていないので、予防することも難しく、誰がいつ発症してもおかしくない病気です。

かといって、何もしないでいるより、予防につながるだろうと考えられていることを実行しましょう。

関わりがあると考えられているストレスは、突発性難聴に限らず、多くの病気の要因と言われています。

過労や過剰なストレスの原因を減らし、質の高い睡眠をとることで、ストレスをためない生活習慣を身につけるようにしましょう。

突発性難聴は、治療開始の時期がその後の聴力が改善されるかどうかにかかわってきます。

もしも耳の異常を感じたら、できるだけ早く耳鼻咽喉科の専門医を受診しましょう。

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