肺炎の精密検査で受けた気管支鏡検査ってなに?私の経験をお話します

気管支鏡

一言で肺炎といっても、数多くの種類があります。

その原因となる菌の種類によって、また、どこが感染しているのか、どこで感染したかによっても分けられています。

症状も様々で、軽度の段階では自覚症状がない場合もあります。

私の肺炎も、肺炎の特徴である咳があまりでなかったため

すぐには肺炎だと分かりませんでした。

ここでは、私が3年続けて肺炎になり

その2年後にまた肺炎になって気管支鏡検査を受けた経験をお伝えしたいと思います。

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私がなぜ気管支鏡検査を受けたか

私は、普段あまり風邪を引くほうではないのですが

40歳代に3年続けて肺炎にかかりました。

時期も3回とも同じころで、5月末から6月にかけて2週間ほどです。

この時期は、そのころ一生懸命取り組んでいた

マスターズ水泳の一連の試合が終わった直後なのです。

フルタイムで働いていたので、仕事が終わってから夜間に練習に通い

土日の休みに試合に出て、というハードな生活でした。

その時は目的があったため、特にしんどいと思うこともなくそんな生活を続けていましたが

今思うと多少は無理をしていたのかもしれません。

3年続けて肺炎になった後、2年間隔をおいて3年目にまた肺炎になりました。

この時の肺炎は、どの種類なのかは詳しく聞いていませんでした。

ただ、自分のイメージの肺炎とは違って

それほど激しい咳や高熱は出なかったので、苦しかった記憶はありません。

でも、何回も肺炎を繰り返すことには不安を感じていました。

そこで、診療所の先生の勧めもあり、

紹介状を書いてもらって呼吸器内科で実績のある病院で

診察を受けることにしました。

そこで、「非結核性抗酸菌症」という肺炎があることを聞きました。

「非結核性抗酸菌症」は、中年の女性に多くみられ

進行はとても遅く自覚症状もほとんどないが

その肺炎に効く薬がないので一生付き合っていくしかない、というものでした。

私の肺炎は以下のことからこの疑いがあるが、検査をするかどうかと尋ねられました。

 ・何度も発病している

 ・はっきりした自覚症状がみられない

 ・「中年の女性」という条件にあてはまる

私は、自分の肺炎は一生付き合っていかなければならないものなのかどうか知りたいと思い

気管支鏡検査を受けることにしました。

初めて気管支鏡検査をうけてわかったこと

気管支鏡検査とは、胃カメラと同じようなもので

喉を通して肺にカメラを入れて内の様子を観たり、組織などを採る検査です。

気管支鏡検査とは

検査の結果、私がかかった肺炎は「非結核性抗酸菌症」ではなく

「中葉症候群」というもので、「抗酸菌」は存在しなかったことがわかりました。

中葉症候群とは、どんな肺炎かを説明します。
ヒトの肺は、左右に1つずつあり、右の肺は上葉・中葉・下葉に分かれ、左の肺は少し小さく上葉・下葉に分かれています。

中葉症候群は、右の肺にある中葉(右中葉気管支)または左の肺にある左舌区の気管支がふさがり

炎症が起きたり、肺の中に空気が入らない無気肺になったりする病気です。

胃カメラの検査は一度受けた経験があるのですが、気管支鏡検査は、その何倍も苦しいものでした。

胃には元々食物などが入っていくものですが

本来、肺は液体が少し入りそうになるだけでも、むせて咳が出て苦しいものです。

喉に麻酔をするのですが、それでも咳が出そうになるのを我慢するのは大変でした。

検査の直前に、麻酔の液体の薬をできるだけ喉の奥まで入れてうがいをしました。

そのあと、先の細いスプレーを喉の奥まで入れて

さらに麻酔薬をスプレーしてもらいました。

喉から肺に管が差し込まれた状態でベッドであおむけに寝て、約20分の間耐えるのは大変苦痛でした。

もう二度と受けたくない、というのが正直な感想です。

この気管支鏡検査から11年後

再び気管支鏡検査をすることになりました。

今回は血液検査で「非結核性抗酸菌症」の疑いが

かなり高いことが分かっていたので

確認の意味も含めての検査でした。

前回の気管支鏡検査はとても苦しくて

2度と受けたくないと思っていたのですが

今後の治療方法を決めるためには避けて通れない検査なので

受けたくないなどと言えるわけもなく

2回目の検査を受けることになりました。

「11年前とは検査の技術も進歩しているので

1回目よりは楽になっていますよ。

検査中は麻酔を使うのでうとうとした状態ですから。」

と説明を受けました。

その言葉に期待して、少しでも早く済ませたいと思い

最短の日程で予約を取り検査を受けました。

結論から言うと、今回の検査は11年前の検査と比べると

1/10くらいの苦痛ですみました。

麻酔がとてもよく効いて

のどの麻酔が終わってベッドに横になったらすぐに熟睡し

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気管支鏡を入れる時も抜くときも全く知りませんでした。

なので、ベッドに横になったら一瞬で終わった感じです。

のどの麻酔もかなり苦痛を感じるもので

入口から徐々に奥にノズルを入れていくのですが

2回目は担当の先生がとても手早くやってくださったので

初めての時よりずっと楽に短時間(約1~2分)ですみました。

気管支鏡検査でトラブル発生

苦しい検査を何とか乗り切って、あとは退院を待つだけのはずだったのですが、検査後熱が出てきました。

さらに、大きく息をすると肺のあたりに少し痛みを感じるのです。

CTスキャンの結果、検査時に肺に傷がついてしまい、気胸という症状になって熱がでているということがわかりました。

その熱がなかなか下がらず、結局2泊3日の入院の予定が1週間になってしまいました。

その間、食欲がなくて病院の食事はあまり食べられなかったため、病院の許可を得てヨーグルトや果物を持ってきてもらって食べました。

退院予定から4日後には熱も下がり、なんとか退院することができました。

健康診断で肺に影が見つかる

気管支鏡検査の前後にも健康診断は受けていて、健康診断では肺の異常は見つかっていませんでしたが、検査から9年後の健康診断で初めて「精密検査の必要あり」の結果が出ました。

自覚症状は全くありませんでしたが、それでも「最悪の場合は肺ガンかも知れない。その場合はどうしたらいいか」ばかり考えていました。

引っ越ししたため気管支鏡検査を受けた病院からは遠くなってしまったので、別の総合病院の呼吸器内科で診察を受けました。

健康診断時のレントゲン写真には、なんとなく影のようなものがみられるが、それだけでは何とも言えないとのことで、CTスキャンの検査を受けることになり、その予約をしました。

喫煙の習慣がなく、自覚症状もないのならまず肺ガンは考えられない、とのことでひとまずは安心しました。

CTスキャンの検査の結果、はっきり肺炎と診断できるほどの根拠はなく、ただし何もないわけでもないとのこと。

たぶん以前の肺炎の影が残っているのだろうとの判断で、このまま様子を見るということになりました。

念のため、3ヵ月後にもう一度CTスキャンで影の様子を確認したところ、特に変化がなかったので一安心しました。

今後も、健康診断で同じように「精密検査要」の結果が出るかもしれないが、その時は今回の精密検査の結果を説明するだけでいいとアドバイスしていただきました。

まとめ

検査自体が10年前のことなので、残しておいた資料をもとに記憶をたぐりよせてまとめてみました。

これ以降10年間は一度も肺炎にはならずに元気で過ごしていたのですが

11年たってまた肺炎になりました。

今回は、「非結核性抗酸菌症」であることがほぼ確実になりました。

これから一生付き合っていかなければならない病気なのですが

幸い人から人にうつることはないため生活はほとんど制限がありませんし

スポーツなども普通に楽しむことができます。

健康な人より少し体調に敏感になることと

毎日欠かさず薬を飲み続けることくらいが

毎日の生活で変わったことです。

10年前肺炎で診察を受けたとき診療所の先生に教えてもらったことは

人の体は本来、明るくなれば起きて暗くなれば寝るようにできているのだから

夜10時には寝るようにということでした。

今も10時に寝ることはできませんがせめて12時には寝ようと思い

だいたい近い時間に寝られるようになりました。

こんな私の経験が、少しでも肺炎で不安を抱えているかたの参考になればうれしく思います。

非結核性抗酸菌症についてこんな記事も書いています。

 中高年女性に多い非結核性抗酸菌症(肺MAC症)とは?症状と治療法を解説

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