うちでは、暑くなると週1くらいで食卓に上る冷しゃぶ。
たっぷりの野菜を添えると、これ一皿で野菜もお肉も採れて
とっても助かります。
たれや合わせる野菜を変えると、飽きずにいただくことができます。
(たれのレシピは3分クッキングを参考にしました)
火を使う時間が短時間なうえにゆで汁でスープもできるので
暑い時期には一押しです。
よかったら作ってみてくださいね。
豚ロースの冷しゃぶの材料
(2人分)
豚ロースしゃぶしゃぶ用 200ℊ
玉ねぎ 小1個
青じそ 5~10枚 *
〈たれ〉
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・酢 大さじ1と1/2
・砂糖 大さじ1/2
・ごま油 小さじ1~1と1/2
・塩 小さじ1/6
* 薬味は青じそのほかにみょうがやかいわれ大根など
お好きなものを合わせてください。
トマトやきゅうりを添えてもおいしいです。
その場合は、たれの分量を1.5倍くらいに増やしてください。
豚ロースの冷しゃぶの作り方
1.玉ねぎは縦に半分に切って、縦に薄切りにして5分ほど水にさらします。
2.ざるにあげて水けをしっかり切っておきます。
3.青じそはくるくる巻いて、はしから千切りにします。
千切りにした状態です。
4.豚ロースしゃぶしゃぶ用は、1枚ずつ広げておきます。
短時間でゆでるので、かたまってしまわないようにするためです。
5.鍋に水500㏄と塩小さじ1/2と酒大さじ1を入れて火にかけ、
沸騰したら火を止めて豚肉を3枚ずつ入れて箸でゆすります。
色が白っぽく変わったらすぐにざるにとります。
ここでお湯を沸騰させないことと、ゆですぎないことが
豚肉を柔らかくゆでるコツです。
たくさんゆでるときは、色が変わるまで時間がかかるようになれば
火をつけ、お湯の温度を上げてからごく弱火でゆでます。
鍋や豚肉の厚さにもよりますが、3枚ずつであれば
沸騰させて火を止めてから2回くらい、火を止めたままで火が通りました。
豚肉の色の変わり具合によって加減してください。
3回くらいゆでると、こんなアクが出てきました。
6.たれの材料(しょうゆ、酢、砂糖、ごま油、塩)を全部混ぜておきます。
7.器に玉ねぎをしいて豚肉をのせ、青じそをトッピングして
たれを添えます。
食べるときにたれをかけ、全体を混ぜます。
すぐに食べるときはまずたれと豚肉を混ぜ、次に玉ねぎと青じそを混ぜると
豚肉にしっかりた絡んでおいしくいただけます。
ゆで汁を使ったスープの作り方
豚しゃぶを作ったときは、いつもゆで汁でスープを作ります。
豚肉のうまみがたっぷり出ているので、使わないともったいないですからね。
簡単なので、冷しゃぶと一緒に作ってみてくださいね。
1.ゆで汁はそのままだとアクがたくさん出ているので
こしてアクを取り除きます。
ざるにキッチンペーパーをしいてゆで汁を注ぎます。
しばらくするとペーパーにアクが詰まってこしにくくなるので
ゆで汁を回してこす位置を変えると通りやすいです。
こすとこのように澄んだきれいな状態になりました。
2.今回は具は豆腐とわかめにしました。
豆腐1/2丁はお好みの大きさに切ります。
小さめが好みなので、1センチくらいのさいの目に切りました。
3.ゆで汁を沸騰させ、豆腐を入れます。
4.再び沸騰したら味を見て、足りないようならだしの素やスープの素など
お好みのだしの素を一つまみくらい加えてください。
ゆで汁にすでに塩と酒が入っているので、味を確認してから調整してくださいね。
火を止めて、乾燥わかめをお好みの量入れて5分ほど置きます。
5.器に盛って青ネギの小口切りを入れて出来上がり。
まとめ
冷しゃぶはとても簡単に作ることができますが
おいしく作るために3つだけ注意してください。
1.お湯の温度に気を付ける
グラグラ沸騰したお湯でゆでるとパサパサでかたくなってしまいます。
豚肉は70度くらいで火が通るので、沸騰したら火を止めるか
水を少し足してごく弱火でゆでてください。
2.お湯に塩と酒を加える
「白ごはん」というサイトで
豚肉をゆでるときにお湯1リットルに塩小さじ1と酒大さじ2を入れると
豚肉がおいしくなる、と紹介されていたのでやってみると
本当においしくなりました。
お湯の量は多いほうが温度の変化は少なくて失敗が少ないのですが
200ℊの豚肉なら、500㏄のお湯でも温度に注意するとできるかなと思って
試してみるとおいしくできました。
それ以来、500㏄のお湯でゆでています。
3.ゆですぎない
豚肉の色が白っぽくなったらすぐにざるにあげてください。
豚肉に火が通ったかどうかは、全体が白っぽくなって
ピンク色が残っていないことを基準にしてください。
この2点に注意して、おいしい豚しゃぶを楽しんでくださいね。