関西風の桜餅は、本来は道明寺粉で作るのが一般的ですが
道明寺粉は手に入りにくいし、少量でも結構高価なので
私はもち米で作っていました。
でも、今日はもち米もないので
何か代用品がないかと調べてみました。
すると、普通のご飯で作るレシピがありました。
早速試してみたら、出来立てはもち米にかなり近いものができました。
ご飯をもち米に近づけるには、ちょっとしたコツがあります。
ここで紹介しますので、ぜひ作ってみてください。
ごはんで作る♪関西風つぶつぶ桜餅
参考にさせていただいたレシピです。
このレシピでは、ご飯と上新粉などを混ぜて
あんを包んでから蒸しているのですが
最後に蒸す手間を省くために
包む前に電子レンジで加熱しました。
ごはんをもち米のような食感にするには?
ごはんだけではどうしてももち米のようにはならないので
上新粉と水を加えてお餅のようなもちもち感を出します。
ごはんと上新粉とお水と砂糖を混ぜて
電子レンジで加熱してからすりこ木でよくつくのがコツ!
こうすると、ラップではさんでのばすときも
切れずにきれいにのばすことができます。
さすがに上新粉やもち米で作ったものと
全く同じというわけにはいきませんが
かなり近いものができます。
しいて言えば、もちもちっとした粘りが
ちょっと足りないかなあという感じです。
でも、十分おいしい立派な関西風桜餅ですよ。
ごはんで作る関西風桜餅マイレシピ
自分が作りやすいように変更させていただいたレシピです。
◇材料(5個分)
ごはん 100ℊ *1
上新粉 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1
水 大さじ1
食紅 少量 *2
つぶあん 150ℊ *3
桜の葉の塩漬け 5枚
*1 ここで使っているごはんは5分づきなので少しベージュっぽいですが
標準ならもっときれいなピンクになります。
*2 食紅はなければ入れなくても味は変わりませんが
桜餅らしさが出なくてちょっと残念。
*3 桜餅は普通はこしあんを使いますが
自分でこしあんを作るのはちょっと手がかかるので
つぶあんで作っています。
桜餅はやっぱりこしあんじゃないと!というかたは
市販のこしあんを使っていただくと簡単ですね。
◇作り方
1.桜の葉の塩漬けは10分ほど水につけておく。
2.つぶあんは30ℊずつ5個に分けて
ラップで包んで丸めておく。
3.ごはん、上新粉、砂糖と水をよく混ぜる。
食紅を少量の水で溶いて少しずつ加えて
全体がピンク色になるまですりこ木でつき混ぜる。
4.2にラップをふわっとかけて、電子レンジ600Wで2分30秒加熱する。
レンジから取り出して
さらにすりこ木でもっちりするまでつく。
5.4を23ℊずつ5個に分ける。
15センチ角のラップを2枚用意して
ごはんをはさんで手で押しつぶし
ラップの上からすりこ木で直径9センチくらいの大きさにのばす。
6.かぶせたラップをはがして
丸めたつぶあんを中心に置き、まわりのごはんで包む。
最後は水でぬらした手でとじて、閉じたほうを下にしておく。
7.6を桜の葉で包む。
まとめ
桜餅は、淡いピンク色がなんとも上品で
春らしくて大好きです。
桜餅のあの味と香りは、桜の葉の塩漬けがないと出せません。
ごはんから作れる桜餅なら
桜の葉の塩漬けさえ調達すれば
どなたでも美味しい桜餅を作ることができますよ。
道明寺粉ももち米もないときでもあきらめずに
このレシピで桜餅を作ってみてくださいね。
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