自分でできる寒さ対策は?窓と床で考える

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冬が近づきだんだんと寒くなってきましたね。
寒さを防ぐ対策を考えていますか。
あまり費用をかけず、自分でできるお手軽な寒さ対策を
ご紹介します。

ここでは、建物側に施す対策をあげています。
衣類で寒さを軽減する方法は、 http://seikatutecyou.com/?p=92&preview=true
でご紹介していますので、そちらもごらんください。

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どこから熱が逃げているの?

熱は建物のどこから逃げていくのでしょうか。

東京での調査で、以下のような結果が報告されています。
 
 ① 開口部    約48%
 ② 壁      約19%
 ③ すきま・換気 約17% (高気密ではない場合)
 ④ 床      約10%
 ⑤ 天井・屋根  約6%

結果報告から、半分近くが窓など開口部から逃げてしまって
いることがわかります。

ということは、まず第一に、サッシのアルミ部分とガラス部分について、熱が逃げにくい工夫をすると効果があるということになりますね。

次に、壁全体を断熱するのは、面積も広く簡単なことではないので、
すきまを少なくする方法を考えてみます。
(高気密の建物の場合は不要です)

最後に、床についてです。
床は、地面に最も近く、足がじかに触れるところでもあるので、
ひやっとすると寒く感じますね。
また、床の断熱は、断熱効果の高いものを敷くだけで効果があるので、
手間をかけずに大きな効果を上げることができます。

以上のことから、開口部と床の寒さ対策について、具体的に
説明していきたいと思います。

窓の寒さ対策

まずは、日中は雨戸とカーテンをあけて日射を取り入れ、
暗くなると雨戸とカーテンを閉めて熱を逃がさないようにすることです。

カーテンの掛け方にも暖かさを逃がしにくい方法があります。
冷気は下に降りるので、カーテンは床に届く長さにして、カーテンの
室内側に冷気が侵入してくるのを防ぎます。
カーテンの素材は、厚手にするとより効果があります。

その上で、窓にプラスすると効果がある方法は・・・

1.最も効果があるのは、少し手間はかかりますが、インナーサッシを取り付ける方法です。
 インナーサッシとは、サッシの内側に、もう一枚取り付けるサッシのことです。
 これを取り付けると、サッシの室内側の結露もかなり少なくなります。

 ほとんどの住宅には、サッシの建物側に「サッシ枠」があるので、
 ここにインナーサッシの取り付けができます。

 インナーサッシの材料はホームセンターでも購入できますので、
 日曜大工が得意な方なら、御自分で組み立てて取り付けることができます。
 
 費用はかかりますが、工務店に依頼すると、寸法を取って
 ピッタリ合わせて取り付けてくれます。
 
 工務店に依頼した場合の費用は、W1600×H2000くらいの大きさで、
 概算で約¥70000~ (取り付け費込 税込)です。
  (注)正確な金額は、見積もりを依頼して確認してください。
 
 
2.もっとお手軽に断熱性を向上させるのは、ホームセンターなどで
  売られている「断熱シート」を窓に貼る方法です。
  
  断熱シートとは、プチプチシートに近いもので、水貼りタイプが一般的です。
  900ミリ×1800ミリで、¥1300くらいです。
  費用も余りかからず、簡単に施工できる割には効果があります。
  (アルミの枠部分にも貼ると、枠の結露も防ぐことができます)
 

床の寒さ対策

お手軽で効果があるのは、銀マットやパズルマットやカーペットを敷くことです。
フロアーの上にそれらを重ねて敷くことで、さらに効果が期待できます。

一番上にホットカーペットを用いると、じかに温かさが感じられて、効果が実感できます。

その際、ホットカーペットの下には熱に強いアルミの保温シートを
敷くことをお勧めします。
 
アルミ保温シートは 3畳用 で約¥1300くらい です。

上記の方法は、床(畳の上も)に布団を敷いて寝るときにも効果があります。
寒くて寝にくいと感じる時は、試してみてください。

まとめ

お手軽に寒さを防ぐには、じかに触れる部分を暖めることが近道です。

昔から「頭寒足熱」と言われているように、ホットカーペットなど床の敷きもので
足元を暖め、シートとカーテンで窓からの冷気をシャッタアウトする。

さらに、暖かい衣類で体全体を包んで保温するのがエコな防寒対策ではないでしょうか。

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