3年ほど前に、朝起きて鏡を見ると
左眼の白目部分の一部が真っ赤になっていました。
びっくりして眼科を受診すると、特に心配はないとのことで
点眼薬を処方していただいて帰ってきました。
このころはプールに通っていたので
泳いでもいいものか心配したのですが
泳いでもOKといっていただいてほっとしました。
最近、また同じ症状が現れました。
今回は白眼の半分くらいの面積が真っ赤になったのですが
前回の経験から、自覚症状がないので何もせずに様子を見ていると
10日ほどで元に戻りました。
二度も同じ症状が現れたので、私が経験した症状はなんという病気なのか
また、その症状が現れたときには
どうすればいいのか調べてみました。
できるだけわかりやすく説明しますので
よかったら読んでみてくださいね。
眼(白目部分)が赤くなる病気にはどんなものがある?
目が赤くみえる原因には、大きく分けて充血と出血の2つがあります。
1.充血は、目の表面の血管が拡張することで目が赤く見えます。
さらに充血には結膜充血と、毛様充血の2種類があります。
主な原因:アレルギー性結膜炎、ウィルスや細菌が原因の感染性結膜炎
2.出血は、目の表面の血管から出血するために赤く見えます。
結膜下出血は、痛みや痒みなどの自覚症状がなく
白目が真っ赤に染まることが特徴で、その範囲は
ほんの一部からかなり広い部分に及ぶこともあります。
下のイラストが結膜下出血の症状です。
私の場合はこの「結膜下出血」でした。
結膜下出血の主な原因
①目の毛細血管が切れて起こる
毛細血管が切れる要因の一つには、加齢がある
・年齢を重ねると、白目のしわが増えて目の血管も折れ曲がった状態になり
瞬きをすると、その摩擦で血管が破れやすくなってしまう
・血管が弱ってくると、目に入ったごみやまつげなどによる
ちょっとした刺激で目を切ってしまい、真っ赤になる場合もある
・重いものを持ったり力んだりした時の圧力によって
目の血管が切れてしまう
血液をサラサラにする薬を服用している人や
血管がもろくなった高齢者などに多くみられます。
②結膜炎に合併して起こる
私の場合はほかの症状がないので様子を見ていると治りましたが
他の病気を併発していることもあります。
素人ではその判断が難しいので、原因をはっきりさせるためにも
早めに眼科を受診してください。
また、症状が改善しない場合は自己判断せず
眼科の診察を受けてください。
③何度も起こる場合は内科的な病気や血液の異常が原因の場合がある
結膜下出血は痛みやかゆみ、視力低下などがないのが特徴ですが
目がゴロゴロする、重たいなどの症状を伴う場合も多いです。
何度も繰り返すようなら、ほかの病気が原因の疑いもあります。
例えば、動脈硬化や糖尿病、高血圧などの内科的な病気の場合や
血液中の血小板が減少していることで出血が止まりにくくなる
紫斑病や白血病である可能性もあります。
余り頻繁にこの症状が現れる場合は
全身の検査を受けることをおすすめします。
④外的原因がある場合
転んで目を打ったなど出血する明らかな原因があり
腫れなどのほかの症状がある場合は、すぐに眼科医に診てもらってください。
症状が現れたときのケアは?
日々の生活で行えるケア
結膜下出血は特別なケアをする必要はなく
1~2週間ほどで体内に吸収されるので、自然に治まります。
早く症状を軽減したいときのケアとしては
蒸しタオルなどで目を温めるという方法があります。
(目が温まると血液の吸収が促されるため)
まとめ
白眼が真っ赤になるとびっくりするかたは多いと思いますが
他に何も症状がなければ怖がる必要はありません。
すぐに眼科を受診する必要があるのは
眼をぶつけたなどの外的な要因がある場合や
痛みなどの自覚症状がある場合です。
また、何度も同じ症状が現れる場合は
全身の検査を受けて他の異常がないか調べたほうがいいでしょう。
いずれにしても、素人ではよくわからないことが多いので
少しでも心配なことがあれば
眼科医の診察を受けたほうがいいと思います。
普段から 目をよく使ったら休ませることを意識して
大事な目を大切にしたいものですね。
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