献血をしたことがない方、GWの時間の余裕があるときに献血してみるのはどうですか。
全国に献血ルームがあり、献血バスも街中を回っています。
私も数回献血をしたことがあるのですが、小さな社会貢献ができるだけでなく、いろいろなサービスが受けられて、ちょっと嬉しい気分になりました。
ここでは、始めて献血を受けようと思っている方のために、献血するにはどんな条件があるか、どうすればいいか、について説明します。
献血できる条件は?
献血するには、いくつかの条件があります。
まず最初に、その条件に該当しているか確認してみましょう。
(注)全血献血には200mlと400mlがありますが、400mlが一般的なので400mlの条件を示しています)
1.年齢:男性 17~69歳
女性 18~69歳
2.体重:【全血献血】男女とも50㎏以上
【成分献血】男性 45㎏以上
女性 40㎏以上
3.最低血圧:90mmhg以上
その他、血液検査をしないと分からない条件があるので、当日、献血前の検査の結果、献血できない場合がまれにあります。
それはそれで血液の状態がわかるので、献血者にとってはありがたいことだと考えましょう。
4.条件ではないが献血できない場合
・当日の体調不良など
・出血を伴う歯科治療を受けた人
・海外旅行者など
どこで献血ができるの?
献血する場所は、献血ルームと献血バスの2種類です。
献血には全血献血と成分献血があり、前血献血には基本的に体重が50kg以上という条件があります。
成分献血は遠心分離機などの装置を通すのですが、ほとんどの献血バスにはこの設備がありません。
したがって、体重が50kg以下の方は、ほとんどの場合献血ルームで献血することになります。
献血ルームは、基本的に土日・祝祭日もあいているので、働いている人も利用しやすくなっています。
また、街中にあるので、ショッピングの休憩がてら立ち寄るのにも便利です。
京都の献血ルームに行ったことがあるのですが、駐車場代もかからず、ゆったりとDVDを観ている間に終わりましたよ。
出典:http://www.kyoto.bc.jrc.or.jp/
献血をするにはどうすればいいの?
1.献血する前に
•お名前、生年月日、住所、電話番号等を書類に記入
•運転免許証などの身分証明書を提示
•問診項目に回答
•事前に血圧や血液の濃さ(血液比重またはヘモグロビン量)を測定
•献血後に高所作業や激しいスポーツ、自動車の運転等などをする場合は献血前に伝える
(特に乗り物の運転をする人は、献血後に十分な休憩(30分以上)をとる
•献血後の副作用(気分が悪くなるなど)の予防のため、献血前に水分(スポーツドリンクなど)を補給する
2.献血時は
•200mL・400mL献血では10分から15分程度
成分献血では40分から90分程度の採血時間がかかります。
•万一、採血中や採血後に気分不良やめまい、皮下出血などが起こった場合は、我慢をせず、すぐに看護師に知らせる
3.献血後は
•採血終了後も、十分に水分(スポーツドリンクなど)を補給し、少なくとも10分以上は休憩する
献血をしたらこんなメリットがある
1.血液を必要としている患者さんに血液を提供することで小さな社会貢献ができる
2.血液の状態を調べて知らせてもらえる
7項目の生化学検査を行い、検査成績は、通知を希望した人に親展(書簡の郵便)で通知あり
3.献血をしながら休憩ができ、飲み物やお菓子をサービスしてもらえる
まとめ
献血をしたことがない人は、なんとなく献血に抵抗があるかもしれません。
でも、一度経験してみると、思ったより簡単にできることがわかりますよ。
DVDや雑誌などがたくさん置いてあり、待ち時間も退屈しないようにしてくれています。
私が献血ルームに行った時は、20代くらいの若い方が多く、少し意外でした。
とにかく一度、献血ルームに行ってみてください。