豆腐入りチーズケーキの本を見つけました。
その名も「豆腐チーズケーキ」。
その中の「基本のベイクドチーズケーキ・N.Y.風」をさっそく作ってみたところ、お豆腐を感じさせない濃厚な味で、とてもおいしかったです。
いろいろアレンジして豆腐も増やしたのですが、食べた人のほとんどがお豆腐が入っていることに気づきませんでした。
何種類ものアレンジレシピが載っていて、どれも作りたくなるものばかりです。
あなたも、豆腐を入れたチーズケーキ、作ってみませんか。
「基本のベイクドチーズケーキ・N.Y.風」アレンジレシピ
◆材料
直径18㎝丸型1台分
分量は「豆腐チーズケーキ」の本を見てください
・ボトム
グラハムクラッカー
無塩バター
・フィリング
絹ごし豆腐
クリームチーズ
上白糖
バニラオイル
生クリーム
卵(LL)
レモン汁
コーンスターチ
◆準備
・型の側面にバターを塗り、底にボトムを敷く。
型の外側をアルミホイルで包む。
〈ボトムの作り方〉
グラハムクラッカーをボールに入れて、麺棒がポテトマッシャーで細かく砕く。
溶かしたバターを加えて全体が均一になるまで混ぜ、型に入れてポテトマッシャーで押しつけてしっかり固める。
・オーブンは180℃に余熱する。
◆作り方
1.フィリングを作る。
豆腐は流水で洗ってペーパータオルで水気をふく。
計量カップに入れ、ハンディブレンダーでなめらかなクリーム状にする。
2.ボウルに室温においたクリームチーズを入れ、泡だて器でなめらかになるまで混ぜ、砂糖とバニラオイルを加えてさらに混ぜる。
3.2に生クリームを加えてなめらかになるまで混ぜる。
4.3に1の1/3量を加えて泡だて器で混ぜ、なめらかになったら残りの1を加えてよく混ぜる。
さらに卵、レモン果汁、コーンスターチの順に加え、その都度よく混ぜる。
5.バットか天板に型を置いて熱湯を2㎝ほど張り、180℃のオーブンで約10分、160℃で30~40分焼く。
6.型ごと取り出してアルミホイルを外して粗熱を取り、冷蔵庫で3時間以上冷やす。
7.タオルを熱湯につけてしぼり、型の回りに巻いて1分ほど温め、ビンや缶等の上にのせて外枠を押し下げて型から外す。
底板と生地の間にパレットナイフを差し込んで底板を外す。
「豆腐チーズケーキ」の本について
『柳 瀬 久 美 子 「の ん び り ブ ロ グ」』の中で、柳瀬久美子さんがどんなチーズケーキを目指したかということについて書いておられますので、読んでいただけるとこの本の趣旨がよくわかります。
柳瀬さんは、あくまでおいしいチーズケーキを一番の目的に作られたとのこと。
「基本のベイクドチーズケーキ・N.Y.風」を実際に作ってみた感想は、豆腐が入っていることがほとんど分からないけれどカサが増えてカロリーダウンになり、なのにおいしいと思いました。
それも、柳瀬さんのレシピでは豆腐の量が100gのところを180gにしました。
豆腐の味がするだろうなと思いながら味見してみると、かすかにお豆腐の味が感じられました。
でも、デザートに食べたみんなは、一人を除いて入っていることが分からないとのこと。
レシピ通りなら豆腐入りだということが分からないだろうと思いました。
なので、この豆腐チーズケーキの本は、「豆腐入りなのに豆腐が感じられないおいしいチーズケーキの本」だと思います。
豆腐を主体にしたチーズケーキのレシピではありません。
その他、豆腐をなめらかにするコツも書かれています。
ハンディブレンダーで混ぜておくと、確かにとてもなめらかなクリーム状になり、出来上がりもなめらかになりました。
まとめ
豆腐が入ったチーズケーキにもいろいろあり、豆腐の量で味はずいぶん変わると思います。
「カロリー控えめでヘルシー」を一番の目的にするのか、「おいしい」ことを一番に考えるのか、あなたはどちらを求めますか。
後者なら、この「豆腐チーズケーキ」の本はとてもおすすめです。
今回は、「基本のベイクドチーズケーキ・N.Y.風」を作りましたが、次はあっさり系のレシピで作ってみようと思います。
ちょっと変わったチーズケーキを作ってみたいと思っているかたは、ぜひ試してみてください。