レンジで1分半で蒸しケーキ おいしくできるコツとバリエーションを紹介します

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レンジで簡単にふわふわケーキができるのなら、作ってみようと思いませんか。

オーブンでケーキを焼く場合は、オーブンを余熱してから小さいケーキでも15分くらい焼かなければなりません。

電子レンジなら、1分半~2分くらいの加熱でできてしまいます。

電子レンジ特有の性能を知って、レンジでケーキをおいしく作るコツをマスターしましょう。

さらに、アレンジレシピも紹介しますので、是非お試し下さい。

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電子レンジでケーキをおいしく作るコツは?

1.加熱時間に注意

オーブンと違い、電子レンジは超高速ででき上がります。

秒単位で加熱が進んでいくので、レンジから目を離さないでください。

レンジの前で見ていて、出来上がりの状態になったらすぐに加熱を中止すること。

2.一度に加熱する量に注意

大きな容器にたくさんの生地を入れて加熱すると、均一に火が通りにくく、加熱しすぎのところと生のところができてしまいます。

レンジで加熱しすぎると固くなってしまうので、全体がほぼ同時に出来上がるように小さめの容器を選びましょう。

3.容器に注意

金属製の容器はレンジには使えません。

ケーキを作るのに最適なのは、ジップロックなどの保存容器。

その中でも、必ず本体部分が透明で中身の状態が見えるものを使ってください。

これが加熱のし過ぎを防ぐ大事なポイントです。

4.パサつきに注意

レンジで作ったケーキは、蒸したものと比べるとどうしてもパサつきがちになります。

それを防ぐには

 ・加熱しすぎないこと。

  様子を見ていて、火が通ったらすぐに加熱を中止してください。

 ・牛乳やコーヒー、オレンジジュースなどを刷毛でぬったりスプーンでかけたりするとしっとりします。

  かけすぎるとボロボロ崩れてくるので注意してください。

5.バターの入れ過ぎに注意

バターをたっぷり入れたケーキはとてもおいしいのですが、レンジで作る蒸しケーキは、生地が重くなるとかた~いケーキになってしまいます。

バターを多くするとどうしても生地が重くなってしまいがちなので、始めのうちはこのレシピの量くらいまでにしておいたほうが失敗がありません。

慣れたら、バターケーキも試してみてください。

電子レンジで作る蒸しケーキ

レンジで加熱すると、蒸したような出来上がりになります。

でも、蒸し器とは加熱方法が全く違うので、少し注意が必要です。

作り方の手順の中で具体的に説明しますので、しっかり覚えてください。

◆基本の蒸しケーキ

 ○材料(作りやすい分量)

 卵     L1個

 砂糖    約大さじ3(30g)

 *薄力粉   約大さじ3(30g)

 *BP     一つまみ

 バター   大さじ1(レンジで10秒くらい加熱して溶かす)

 バニラオイル  1~2滴

 ○作り方

1.ボールに卵を割りいれ、ときほぐす。

 この時、一回り小さいボールにお湯を入れて湯せんにする。

 砂糖を加え、電動ミキサーでのの字が書けるまで泡立て、バニラオイルを加える。

 

2.*の薄力粉とBPをふるい入れ、ゴムべらでさっくり混ぜる。

 まだ少し粉が見えているくらいで溶かしバターをちらし、底から持ち上げるように混ぜる。

 練ってしまわないように切るように混ぜる。

 大きく5回ほど混ぜて、バターが見えなくなれば生地の出来上がり。

3.中身の見える容器に生地を半量ずつ入れ、ふたをのせる。

 この時、ふらはぴっちりせずにのせるだけにする。

 今回使った容器は、ジップロックの300㏄くらい入るもので、生地を入れると容量の半分より少し少なめでした。

 容器は、1/3くらいでおさまる容量のものを用意してください。

 (加熱するとすごく膨らむので)

 容器には何も塗らなくてOKです。

 出来上がると竹串などできれいに取り出せます。

この画像では、生地の上にゆずジャムとレーズンをのせています。
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4.レンジに割り箸を2~3本置いて、容器をのせる。

 ターンテーブル式なら端に寄せておき、ターンテーブルがないタイプなら真ん中に置く。

 レンジ強で1分30秒加熱する。

 わが家のレンジはターンテーブルなしで、600Wで1分30秒でちょうど全体に火が通りました。

 電子レンジによって加熱時間は違う場合があるので、加熱を始めたらレンジの前で状態を見ていること。

 ふたが持ち上げられて少し落ち、容器の底の生地にも火が通ったのが確認できたら加熱をストップする。
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5.すぐに容器ごと取り出して、一度ふたかラップの上にひっくり返して蒸気をいったん抜く。

 すぐに容器をかぶせてそのまま冷ます。
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温かいままでも冷めてからでもおいしい。

完全に冷めてから、生クリームをはさんだり塗ったりすればショートケーキができる。

☆この配合は少し甘めなので、20gくらいまでなら砂糖を減らしてもいい。

 

蒸しケーキのバリエーション

基本の蒸しケーキが上手にできるようになれば、いろんなバリエーションをためしてみましょう。

◆チョコケーキ

 ○材料(作りやすい分量)

 卵     L1個

 砂糖    約大さじ3(30g)

 *薄力粉   約大さじ2(20g)

 *ココア   大さじ1(10g)

 *BP     一つまみ

 バター   大さじ1(レンジで10秒くらい加熱して溶かす)

 バニラオイル  1~2滴

 
 ○作り方は基本の蒸しケーキとほぼ同じ。

  粉をふるい入れるときにココアも一緒にふるって入れる。

  ココアが入ると粘りが出やすくなるので、混ぜ方に注意する。

  容器に入れてから刻んだチョコを振るとさらにおいしい。

◆基本の記事から抹茶と紅茶の蒸しケーキ

 ○材料(作りやすい分量)

 卵     L1個

 砂糖    約大さじ3(30g)

 *薄力粉   約大さじ3(30g)

 *BP     一つまみ
 
 抹茶  小さじ1

 紅茶のティーバッグ  1パック分

 (アールグレイが香りがいい。ティーバッグが茶葉が細かいのでそのまま混ぜられて便利) 

 バター   大さじ1(レンジで10秒くらい加熱して溶かす)

 
 ○作り方は基本の蒸しケーキとほぼ同じ。

  生地を二つの容器に入れてから、それぞれに抹茶と紅茶の葉を入れて小さな泡だて器でさっと混ぜる。

  後は基本の蒸しケーキと同じ。

◆レーズンケーキ、柚子ケーキ

 ○材料は基本の蒸しケーキと同じ

 レーズン  10~15粒くらい

 柚子ジャム 小さじ1/2くらい

 
 ○作り方は基本の蒸しケーキとほぼ同じ。

  生地を二つの容器に入れてから、それぞれにレーズンと柚子ジャムを散らす。

  後は基本の蒸しケーキと同じ。

  加熱している間にちょうどいい位置に沈んでくれるので、混ぜる必要はありません。

  ジャムはお好きなものをのせてください。

◆くるみチョコレートケーキ

 ○材料は、チョコケーキの材料に以下の材料をプラス。

  インスタントコーヒー   小さじ1

  くるみ  20g(炒って粗く刻む)

 ○作り方はチョコケーキとほぼ同じ。

 粉と一緒にインスタントコーヒーもふるって入れる。

 フリーズドライのコーヒーなら粉を入れたらコーヒーはふるわずにそのまま入れ、粉と一緒に混ぜる。

 くるみは半量を粉を混ぜてから加え、バターを入れて一緒に混ぜる。

 残りのくるみは容器に入れた生地の上に散らす。

まとめ

電子レンジの魅力は、なんといっても加熱時間が短くて済むこと。

この便利さを利用しない手はありません。

蒸したケーキと比べると、どうしても水分が少なくてパサつくのは否定しませんが、それを補う方法があるのです。

ひとつは、生クリームでデコレーションすること。

生クリームを塗ると、クリームの水分を吸ってしっとりします。

もうひとつは、洋酒を加えたシロップやジュースをしみこませること。

これで風味も豊かになってしっとりするので一石二鳥です。

ケーキ作りが面倒だと思っている方は、まず電子レンジで作る蒸しケーキからチャレンジしてみて下さい。

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