なぜクセ毛になるの?その原因を知ってクセを抑える方法を提案します

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クセ毛でお悩みの方、毎日使っているシャンプーは原料に注意して選んでいますか?

髪を洗った後、きちんと乾かしていますか。

そんな日常のちょっとしたことで、クセ毛を改善することができるのです。

ここでは、クセ毛の原因と改善方法を、クセ毛の私の経験も参考にして考えてみます。

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くせ毛の原因は?

1.毛穴・毛根のゆがみ

・毛穴のゆがみ

 直毛は髪の毛の断面が円形です。

 これに対し、クセ毛の髪は、毛穴のゆがみにより楕円形になる事があります。

・毛根のゆがみ

 毛根がゆがんでいると髪が生えてくる時にうねりのある髪となります。

 このゆがみの度合いによりうねりの強さも変わってきます。

2.髪の毛のコルテックスの乱れ

 髪の毛のコルテックスという層の中の水分のバランスが乱れるとクセが出てしまいます。

3.遺伝

クセ毛は優勢遺伝ですので、どちらかの親がくせ毛の場合、7割以上の確立でくせ毛になります。

 私も、母親がクセ毛で、4人兄弟のうち2人がきついクセ毛 、一人は軽いクセ毛です。 

4.添加物や汚れによる毛穴の目詰まり

 洗浄力の強い石油系などのシャンプーを使用すると、必要な皮脂まで取ってしまい頭皮が必要以上に皮脂を分泌するようになります。

 その結果、毛穴が詰まりやすくなります。

 石油系以外の原料のヘアケア製品を使用して、頭皮を清潔に保つように心がけましょう。

5.頭皮のアルカリ性化

 アルカリ性(石油系)のシャンプーやトリートメントを使用していると、頭皮がアルカリ性に傾き、老廃物が出にくくなり髪を圧迫してクセ毛になる場合があります。

その他、過剰なダイエットによる髪の毛の栄養不足や、成長とともに髪質が変化したりすることも原因だといわれています。

くせ毛を悪化させないために気をつけること

クセ毛を悪化させないためには、ちょっとしたコツがあります。

1.洗髪後、しっかり髪を乾かす

・しっかりと髪を乾かすと睡眠中の髪のダメージを防ぐことができる

・しっかり乾かすと髪が伸びた状態のクセがつくので、翌朝のスタイリングがかなり楽になります。

私も経験がありますが、乾かそうと思っているうちに乾いてしまい、いやな自分のクセがそのまま出た状態になってしまったことが何度もあります。

クセ毛を落ち着かせるために、髪をしっかり乾かすことを習慣にしましょう。

2.ストレートパーマ

基本的にストレートパーマは髪が傷んでいない時にはキレイに伸びますが、繰り返していると、伸びが悪くなり傷んでバサバサになってしまいます。

その原因は、ストレートパーマは髪の表面の凸凹をアイロンで溶かして伸ばすため、髪の表面のキューティクルも溶けてなくなってしまいます。

その代わりにコーティング゙剤を髪の表面に付着させるのですが、時間が経つと剥がれてしまうのです。

するとキューティクルのなくなった髪はタンパク質が流れ出て、バサバサした乾燥毛、強いクセになってしまいます。

そしてタンパク質の少ない傷んだ髪は、ストレートパーマが どんどん掛からなくなるという悪循環に陥ります。

3.うねりを強くするヘアケア製品の使用

コーティング剤の入っているシャンプーやトリートメントは、毛穴に付着するとうねりが強くなることがあります。

高級アルコール系のシャンプーは、安価に製造できるため世の中に数多く出回っていますが、洗浄力が強すぎるので、頭皮に必要な皮脂までも取ってしまいます。

そうなると頭皮は過剰に皮脂を分泌するようになり、毛穴に詰まりやすくなります。

毛穴が詰まると、うねりだけではなく抜け毛の原因にもなりますので、シャンプーを変えてからうねりが強くなった、抜け毛が増えたという方はシャンプーを見直してみてください。

くせ毛を改善する方法

1.タオルドライ

美容院でシャンプーしてもらった後の、美容師さんがやってくれる方法を思い出して下さい。

①髪全体を優しく包むようにおおまかなを水分を取ります。

 頭皮や髪をゴシゴシ拭いてはいけません。

②タオルで毛先をはさみポンポンと叩き、全体をやさしく拭きます。

2.ドライヤー

①髪から15cm以上離して、1箇所に熱が溜まらないように左右に振りながら乾かします。

②キューティクルが閉じるように髪の根元から毛先へ向けて風を当てます。

③空いている手で髪の根元から手グシを通しながら少しひっぱるように乾かします。

 ショートの場合で外向きにはねているクセを直したいときは、髪の内側から手を入れて毛先が内向きになるようにしながらドライヤーの温風を当てると、クセがかなり落ち着きます。

3.クセ毛を落ち着かせるシャンプーなど

いろんなメーカーからたくさんのクセ毛を落ちつかせるヘアケア商品が出ています。

私が使ってみてよかったシャンプーを紹介します。

・プロカリテのストレートキープシャンプー
プロカリテシャンプー
クセをかなり押さえてくれました。

かなり前から販売されているものなので、現在ではさらに良いシャンプーもたくさん発売されているようです。

ただ、自分が試してみたのはこれだけなので、この1種類のみ紹介しておきます。

・アミノ酸系シャンプー

特徴としては、アミノ酸系シャンプーは頭皮や髪と同じ弱酸性でできているため、低刺激で優しく洗浄することができます。

アミノ酸は髪や頭皮を構成するタンパク質を分解してできる物質のため、頭皮や髪に優しい成分になっています。

さらに、シャンプー成分が髪の栄養にもなります。

すべてのシャンプーの中で最も低刺激であることから美容院で使用されていることも多く、最近では需要が高まってきています。

生まれつきではなく、頭皮の汚れや毛穴の詰まりでクセが出ている場合は、頭皮環境を良くすると毛穴のゆがみが解消できるので、くせ毛を改善することができます。

アミノ酸系シャンプーはアミノ酸成分の原料が高いため、普通のシャンプー(高級アルコール系のシャンプーなど)に比べると値段が高いのですが、それだけの価値はあります。

ただし、アミノ酸系シャンプーの中には、アミノ酸成分を少ししか含んでいないシャンプーもあるので、購入の際は注意が必要です。

見分け方としては、シャンプーのボトルの裏面に記載されている成分に、アミノ酸系の3つの洗浄成分であるメチルアラニン系、ココイル系、べタイン系のいずれかが含まれているか確認することです。

アミノ酸の濃度が高いものを選ぶコツとしては、「水」の次の成分表記が、メチルアラニン系などになっていれば濃度が高いということです。

(薬事法によって、シャンプーの成分表記は配合量が多い順に表記すると定められているので)

購入の際に注意してみてください。

・天然植物オイル

オリーブオイルなどの天然植物オイルは、髪にうるおいを与え、刺激から髪を守ってくれます。

なかでもホホバオイルは、バリア機能にすぐれ、ワックスエステルという人間の皮膚や髪に含まれる成分が豊富です。

くせ毛を直す効果もあると言われていて、タオルドライの後に数滴手に取り、毛先につけるだけでうねりが落ち着きます。

4.クセ毛を生かしたヘアスタイル

自分の経験から、無理に直毛を目指すのはあきらめることをおすすめします。

さらっとしたまっすぐなロングヘアにあこがれた時期もありましたが、そのための犠牲が大きすぎると思ってあきらめました。

それからは、自分の髪質でもできそうなヘアスタイルの画像を、行きつけの美容室で見てもらい、これに近いスタイルになるかどうか相談しました。

ほとんどの方は、決まった美容室の同じ担当者にお願いしますよね。

髪の質を知ってもらったら、おすすめのスタイルについてアドバイスしてもらえますよ。

まとめ

クセ毛対策は、寝る前にしっかり乾かすことや、髪に優しいシャンプーを使うなど、日常的に実行できる方法があるのですね。

クセを抑えることができても、髪や地肌によくないことはできるだけ避けたいものです。

ストレートパーマは最後の手段と考えて、カットでうねりやはねが出にくいヘアスタイルにしてもらうなど、できるだけ自然に近い対策をとりたいですね。

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