鶏のから揚げはもも肉を使うことが多いと思いますが
むね肉でもおいしくできますよ。
もも肉は火を通し過ぎるとパサつくことが多いのですが
おいしく揚げるコツがあるんです。
それさえ守れば、いつでもだれでも
しっとりジューシーに出来上がります。
もも肉よりもカロリーを抑えられて
たんぱく質をしっかり摂れるむね肉のから揚げ
作ってみてくださいね。
鶏むね肉のから揚げの材料
(4~6人分)
鶏むね肉 大2枚(680ℊ)
〈下味〉
しょうゆ 大さじ3
酒 大さじ2
しょうがすりおろし 一かけ分
ニンニクすりおろし 一かけ分
塩 小さじ1/4
粗びき黒コショウ 小さじ1/4くらい
卵 1個
片栗粉 大さじ6~8
キャベツ 約4枚
鶏むね肉のから揚げの作り方
もも肉でも同じように作っていただけますが
カロリーを抑えてたんぱく質をしっかり摂るには
むね肉がおすすめです。
むね肉をパサつかずにしっとりジューシーに揚げるコツを
説明します。
1.鶏もも肉は、白っぽい脂があれば取り除き
2~3センチ角に切ります。
2.鶏肉をボールに入れ、下味の材料を全部入れて
手でよく揉み込みます。
この状態でラップをかけて冷蔵庫で30分以上置きます。
ここで、むね肉に水分をしっかり吸わせると
ジューシーになります。
最初から丈夫なポリ袋やジップロックなどで混ぜて
そのまま冷蔵庫に入れてもいいです。
3.キャベツは千切りにして3分ほど水にさらして、ざるにあげて水けをきります。
このまま鶏肉が揚がるまで置くと、さらに水気が切れます。
4.下味をつけた鶏肉に、片栗粉を加えてよく混ぜます。
どろっとした衣状になります。
下味をつけたむね肉に片栗粉をまぶして揚げるよりも
下味ごと片栗粉を混ぜて天ぷらの衣のようにして揚げるほうが
しっとりします。
5.サラダオイルを深さ5センチくらい入れて、180度に熱します。
鶏肉を一切れずつ衣をまわりにつけながら
油の中に入れていきます。
できるだけ衣がたくさんつくようにすると、しっとり揚がるし
衣に味がついているので美味しくなります。
油が少なめなので、一度にできるだけたくさんの鶏肉を入れるほうが
深さがかせげるし、最初は脂の温度が下がるので
焦げすぎずに中まで火を通すことができます。
2~3分すると薄く色づいてくるので、裏返してさらに2分ほど揚げます。
むね肉は揚げ過ぎてしまうとパサつきますので
やっと火が通ったくらいで引き上げるのがベストです。
このくらいしっかり色が付きます。
6.鶏肉を引き上げて油を切ります。
鶏肉がほぼ揚げ油に浸かっている状態なら
大体4~5分で中まで火が通っています。
鶏肉の大きさと油の量によって多少揚げ時間は変わってきますので
心配なら揚げた鶏肉を1分ほど置いてから(余熱でも火が通っていくので)
切って確かめてみてください。
できるだけ立てるようにしておくと、べたつかずにさらっと仕上がります。
7.お皿に千切りキャベツとともに盛ります。
レモンがあればくし型に切って添えると香りもよく
絞りかけるとさっぱりといただけます。
まとめ
もも肉のから揚げは冷めてもおいしいのですが
むね肉のから揚げは、ぜひ揚げたてを召し上がってください。
冷めると、揚げたてと比べると
しっとりジューシー感が減少してしまいます。
衣も、粉を多い目に混ぜて固めの衣にした方がよりしっとりします。
から揚げは、てんぷらやフライと比べるとずっと簡単なので
ロープライスでローカロリーのむね肉でも試してみてくださいね。
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