淡白な鰆は、塩焼きや幽庵焼きなど
いろんな味付けでおいしくいただけますが
酒粕と味噌に漬けてから焼くと、しっとりと
上品な味に焼きあがります。
おみそは、酒粕の相性が抜群な白みそを使ってください。
魚を酒粕に漬けると、うまみが増すだけでなく
魚の臭みを取ってくれるので、いっそうおいしくなります。
本格的な粕漬は大量の粕床を作りますが
ここでは少量の酒粕と白みそで
しっかり鰆に味をしみこませる方法を考えました。
塩焼きや煮つけに飽きたら、ぜひ試してみてください。
鰆の粕漬の材料
少量の粕床を鰆とともにポリ袋に入れて
全体に絡めて味をしみこませます。
◇材料(2切れ分)
鰆の切り身 2切れ
塩 大さじ1/2
〈粕床〉
酒粕 大さじ1
白みそ 大さじ1
みりん 小さじ1 *1
*1 漬ける時間が短い(1時間くらい)ときは
みりんを入れないほうがしっかり味が付きます。
鰆の粕漬の作り方
魚全般に言えることですが、最初に塩をまぶして
しばらく置いてから塩を洗い流して臭みをとります。
1.鰆の切り身に全体で塩を大さじ1/2ほどをまぶして
5分くらい置きます。
2.小さな容器にぬか床の材料(酒粕・白みそ・みりん)を入れて
よく混ぜます。
少しくらいなら酒粕の粒粒が残っていても大丈夫です。
酒粕が冷えて固いと混ぜにくいので、容器のまま
電子レンジで20~30秒温めると混ざりやすいです。
3.塩をした切り身にお湯をかけて塩を洗い流して
水分をふきます。
よく味が染みるように切り身に切れ目を入れます。
4.粕床と切り身をポリ袋に入れて
ポリ袋の外から手で粕床を広げながら
切り身にまんべんなくいきわたるようにまぶします。
5.このまま冷蔵庫で3時間以上(一晩でもOK)おきます。
漬け込んだ鰆は、粕床がたくさんついていたら
下の写真程度に粕床をとります。
6.グリルで始めの5分は中火、その後弱火で5~8分ほど焼く。
粕床が焦げやすいので、時々確認しながら火加減を調節して
焦がさないように焼いてください。
火力はグリルによって違うので、焼き時間は
焼け具合を見て調節してください。
まとめ
鰆は魚臭さが少なく、骨もとりやすいので
個人的に大好きな魚です。
幽庵焼きはよく作っていたのですが
市販の粕漬を食べてみるととてもおいしかったので
自分でもできそうだなあと思ってチャレンジしてみました。
酒粕と白みそを同量にして1時間ほどおいてから焼くと
とてもおいしくできました。
あとは漬けこむ時間によってみりんの量を調節すると
2~3日漬け込んで保存することもできて便利ですよ。
粕漬は、鰆だけでなく鮭などでもおいしくできるので
一度試してみてくださいね。
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