少し前までは、お正月といえばお雑煮と「おせち料理」でしたね。
でも、最近は核家族の場合はおせち料理を食べるご家庭は、減っているというデータがあります。
おせち料理のコマーシャルもよく見かけますが、アンケートによるとセットで購入するご家庭の割合は2割程度だとか。
おせちのセットではなく一部を買って、手作りのおせちとお重に詰めるご家庭も多いようです。
そこで、みんなが好きなおせちは手作りしたいと思ってるかたのために、簡単でみんなに人気のおせち料理のレシピを紹介します。
ここでは、本格的な三段重ねのおせちの詰め方に従って一の重から三の重に分けて、その中で特に簡単で人気のおせちのレシピを集めました。
おせちにはどんな品目がある?
一般的なおせちとはどんな品目があるのか、三段重ねを想定して以下にあげてみます。
でも、これらをすべて手作りするのは大変なので、家族が好きなものを、味が偏らないように選んで作ることをおすすめします。
そして、それぞれ別に保存容器に入れて冷蔵庫に入れておき、たべるときにお皿などに盛り付けるようにします。
最近は暖房がきいていることが多いので、そのほうが傷みにくくて安心です。
•【一の重】:祝い肴、口取り
黒豆、かずのこ、田作り、伊達巻、栗きんとん、昆布巻き、紅白かまぼこなど
•【二の重】:酢の物、焼き物
たたきごぼう、酢だこ、しめさば、小魚の南蛮漬け、ブリの照焼、鯛の塩焼き、海老のうま煮など
•【三の重】:煮物
昆布、里芋、れんこん、にんじん、こんにゃく、ごぼう、しいたけ、たけのこ、がんもどきなど
【一の重】
◆黒豆
これは姉に教えてもらったレシピですが、とてもおいしくて簡単なので、毎年このレシピで作っています。
○材料
黒豆 250g
*砂糖 150~180g
*塩 小さじ1/4
*重曹 小さじ1/2
*しょうゆ 大さじ1
*水 カップ5
○作り方
1.*を鍋に入れて沸騰させ、洗った黒豆を水でもどさずに加える。
そのまま5時間おく。
2.1を火にかけて沸騰させ、水1/2カップを加えて沸騰させないように弱火で6時間煮るとできあがり。
続けて6時間煮なくても、時々火にかけては冷ますことを繰り返すと冷める間に味がしみる。
わが家では、沸騰させたらお鍋ごと発泡スチロールの箱に入れて2~3時間おき、また火にかけて沸騰させて箱に入れるという作業をやわらかくなるまで繰り返します。
田作りの代わりに、カレーチーズ味のナッツ入りのいりこ。
お子さんにもビールのおつまみにも。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
◆柚子大根
大根を砂糖、酢、塩と柚子につけておくだけ。
冷凍保存もできます。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
レンコンを薄切りにして炒め煮にします。
ピリ辛で甘酸っぱいさっぱり味です。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
サツマイモとお餅を蒸してつぶして混ぜ、丸めてきな粉をかけます。
砂糖はきな粉に加えるだけで、甘さ控えめです。
きんとんはかなり砂糖を使いますが、これならあっさりといただけます。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
ホタテの缶詰を使っただし巻き。
半熟の炒り卵をラップに包んでまきすに包んでチンすると形が整います。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
【二の重】
ごぼうは、食べやすいように叩いて繊維を壊してからゆでます。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
切干大根を入れて薄味で炒り煮にしているので、やさいがたっぷり摂れます。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
ぶりの切り身をたれにつけておき、グリルで焼くだけ。
見た目よりずっと簡単でおいしい。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
豚塊肉をたれに1週間つけてオーブンで焼きます。
早くから準備が必要ですが、手間はかからずおいしくできます。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
◆*白みそで、鶏の松風焼き
鶏ミンチに野菜を混ぜて調味してよく混ぜ、パウンド型に詰めてオーブンで焼きます。
手間がかかってそうに見えますが、意外と簡単にできます。
【三の重】
◆いり鶏
材料の下ごしらえに少し手間がかかりますが、後は時間差で煮ていくだけです。
わが家でも毎年必ず作ります。
出典:https://www.kyounoryouri.jp/
まとめ
最近はおせちを食べる家庭が減ってきたとはいえ、やはりお正月にはおいしいおせちがあると嬉しいですね。
これまでの決まりにこだわらずに、家族の好みに合わせて品目を決めましょう。
レシピを好みに合わせて改良したり、材料もちょっと奮発したりすると楽しいですよ。
是非手作りのおせちで、「おいしい」お正月をお過ごしください。